📖 GUIDE 23 / 応用ガイド

読書会・ビブリオバトルのやり方

👤 小学生・中学生・保護者小学生・中学生・保護者
📂 基本ガイド

📌 このページでわかること

人に紹介すると、読み方が変わる

本を読んだあと、人に紹介するつもりで読み返すと、見方が変わります。

「どこが面白かったか」を人に説明するには、自分の中で整理する必要があります。この整理が、感想文を書くときと同じ作業になります。

書くのが苦手な子でも、話すことならできる場合があります。

読書会とビブリオバトルのちがい

読書会 同じ本を全員が読んできて、感想を話し合う形です。同じ場面でも受け取り方が違うことが分かります。

ビブリオバトル それぞれが違う本を持ち寄り、順番に紹介します。最後に「どれを読みたくなったか」を投票で決めます。

どちらも家庭や学級でできます。人数が少ないなら読書会、本の幅を広げたいならビブリオバトルが向いています。

家庭でやる場合の進め方

家族3人からできます。

  1. 全員が1冊持ち寄る(読み終えていること)
  2. 一人3分で紹介する
  3. 紹介のあと、2分間質問を受ける
  4. 全員終わったら「読みたくなった本」を選ぶ

所要時間は3人で20分ほどです。夕食後や休日の時間に収まります。

紹介の組み立て

3分で話すなら、次の順番が話しやすくなります。

  1. 題名と作者(10秒)
  2. どんな話か(30秒)— あらすじは短く
  3. いちばん心に残った場面(1分)— ここが中心
  4. なぜそこが心に残ったか(1分)
  5. どんな人に読んでほしいか(20秒)

あらすじを長く話すと、時間が足りなくなります。中心は3と4です。

悪い例: あらすじを2分半話して、感想は「面白かったです」で終わる。

良い例: あらすじは30秒でまとめ、主人公が決断する場面を詳しく話し、自分ならどうしたかまで話す。

聞く側のルール

紹介する側より、聞く側のルールが大切です。

否定されない場だと分かると、話す側は安心して話せます。とくに家庭でやる場合、親が評価する立場にならないことです。

質問の例

質問が出ないと、場が止まります。あらかじめ質問の型を用意しておくと動きます。

準備にかかる時間

紹介の準備は、10分程度で足ります。

原稿を書いて読み上げると、聞く側には伝わりにくくなります。メモを見ながら自分の言葉で話すほうが届きます。

感想文につながる

紹介で話した内容は、そのまま感想文の材料になります。

話してから書くと、書く前に内容が整理されています。書くのが苦手な子には、この順番が向いています。

よくある質問

Q. 何人からできますか。 A. 3人からできます。2人でも成立しますが、投票をするなら3人以上が向いています。

Q. 同じ本を読んでいない人がいてもよいですか。 A. ビブリオバトルの形なら、全員が違う本で行います。読書会の形なら同じ本を読んできます。

Q. 3分で話せません。 A. 最初は2分でもかまいません。時間を短くすると、いちばん話したいことに絞れます。慣れてから伸ばします。

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— CCN 寺子屋より

読書感想文は、文章の上手さを
競う宿題ではありません。

本を読んで心が動いたことを見つけ、自分の経験や考えとつなげ、自分の言葉で表現する練習です。

CCN 寺子屋では、読書感想文を通して、子どもたちの 考える力・言葉にする力・伝える力 を育てることを大切にしています。完成した文章の上手さよりも、考えた過程を大切にしてあげてください。

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