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郷土料理・北海道

いかの胴体に、お米をつめて、じっくり煮る。お米が足りなかった時代に、駅弁として考えられた北海道の味です。

いまのことば

いかめしいかめしとは?

いかめしは、いかの胴体にもち米やうるち米をつめて、しょうゆ味で炊きこんだ料理。函館地方や渡島(おしま)地方の有名な郷土料理きょうどりょうりです。

どこの料理?

北海道の南、函館地方や渡島地方(道南地域)の郷土料理です。函館本線の森駅の駅弁えきべんとして生まれたといわれます。

いかめしは、どこの料理?(地図のかわりに、県名と地方で)
都道府県北海道
地方北海道地方
伝わる地域道南地域(函館・渡島地方)
季節一年中
主な食材いか、もち米、うるち米

どうして生まれたの?

いかめしは、第二次世界大戦中、食料の統制でお米が足りなくなったときに、森駅の駅弁として考えられたのが始まりといわれます。「少しでもお米を節約できる料理」として使われたのが、そのころ道南でたくさん水あげされ、手に入りやすかった、いかでした。

いかにお米をつめて炊きあげたいかめしは、手軽に食べられて、おなかにたまり、おいしいと評判になりました。いまでも、列車が着くたびに多くの人が買う、人気の駅弁です。

いつ食べるの?

家でも比較的かんたんに作れて、一年中楽しめます。おかずにも、おやつにも、お酒のおつまみにも合い、子どもから大人まで、幅広く好まれています。

何でできているの?

主な材料は、いか、もち米。下の表は、農林水産省のうりんすいさんしょうの作り方の材料を、わたしたちが分け方を変えてまとめたものです。

いかめしの材料(4人分)。農林水産省の作り方をもとに、わたしたちが分け方を変えてまとめました。
主な材料
いか4〜8ひき
もち米1カップ
紅しょうが少々
つまようじ4〜8本
調味料・汁
だし汁適量
酒大さじ2
さとう大さじ1
しょうゆ大さじ4
塩少々

作り方のコツ

足の部分(ゲソ)をはずし、内臓をとって、きれいに洗った胴体に、もち米やうるち米をつめ、つまようじで留めます。しょうゆ、さとう、塩、酒を加えて、鍋でじっくりと炊きこむと、いかのうまみと、あまからいたれのしみたごはんができあがります。

炊くときに、もち米を入れすぎると、破裂してしまうので、注意が必要です。破裂を防ぐために、胴体につまようじで、あらかじめ数か所に穴をあけておくとよいといわれます。米といっしょにつめる具としては、こまかく刻んだゲソ、たけのこ、しいたけ、グリーンピースなども、おいしいそうです。

いまのいかめし

ルーツとされる森駅のいかめしは、いまでも人気です。最近は、スーパーや通販で、レトルトパックのものも売られていて、気軽に手に入ります。

考えてみよう

答えはひとつではありません。おうちの人と話しながら考えるのも、よい学び方です。

豆知識——いかめしの発祥とされる森駅は、函館本線の駅です。いまも人気の駅弁です。
出典について
農林水産省「うちの郷土料理」いかめし(2026年10月6日に利用)
このページは、上の農林水産省のページをもとに、株式会社士心が加工して作成したものです(文章を子ども向けに書き直し、材料の表は分け方を変えています)。農林水産省が作成したものではありません。
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