豚丼とは?
北海道の十勝地方、とくに帯広市の名物料理です。十勝地方では、明治時代の終わりごろから、豚を育てる養豚業が始まり、豚肉が身近な食べ物になりました。
| 都道府県 | 北海道 |
|---|---|
| 地方 | 北海道地方 |
| 伝わる地域 | 十勝地方(帯広市) |
| 季節 | 一年中 |
| 主な食材 | 豚肉、米、ねぎ |
豚丼は、昭和の初めごろ、帯広市の食堂で、炭火で焼いた豚肉を、うなぎのかば焼きのようなたれで丼にしたのが始まりといわれています。
はじめは、汗を流して働く農家や開拓者の姿を見て、スタミナ料理を出したいと思い、うなぎを使おうと考えました。でも、うなぎは高くて手に入りにくかったのです。そこで目をつけたのが豚肉。そのころの十勝は養豚業がさかんで、豚肉は身近で手に入りやすかったといいます。
地元では、家庭の料理として食卓にならび、一年中、幅広い世代が食べています。十勝の飲食店でも広く出されています。
主な材料は、豚肉、ごはん、ねぎ。シンプルな料理です。下の表は、農林水産省の作り方の材料を、わたしたちが分け方を変えてまとめたものです。
| 主な材料 | |
|---|---|
| 豚肉(ロース) | 150g |
| 長ねぎ | 1/4本 |
| ごはん(炊きあがったもの) | 200g |
| 調味料・たれ(十勝豚丼のたれ) | |
| しょうゆ | 大さじ2 |
| さとう | 大さじ1 |
| みりん | 大さじ1/2 |
おもに、ロースやバラの肉を使います。フライパンで豚肉を焼いてから、さとうじょうゆのたれをからめます。トッピングは白髪ねぎが多く、グリーンピースをのせることもあります。薬味のほかに、よけいな具が入らない、とてもシンプルな料理です。炭火で焼くと、さらにこうばしくなります。
食品会社が「豚丼のたれ」を商品にして、スーパーで売っています。最近は、ご当地グルメや郷土料理として注目され、北海道だけでなく、全国から食べに来る人がいます。
北海道の食品会社は、「2(ぶた)・10(どん)」の語呂合わせで、2月10日を「豚丼の日」と決めて、十勝の豚丼を味わう日としてPRしています。
答えはひとつではありません。おうちの人と話しながら考えるのも、よい学び方です。