仕事を「作業」に分けてみよう。
5W1H 分解。
1 つの仕事を 5W1H(いつ・どこで・誰が・何を・なぜ・どうやって)で分解して、その仕事の「本当の中身」を理解するワークシート。業務分析の基礎が身につきます。
— このワークシートでわかること
🔬 「同じ仕事」も、5W1H で見ると別物に見える
「先生」「お医者さん」「店員さん」と一言で言っても、「いつ・どこで・誰のために・何を・なぜ・どうやって」を分解すると、その仕事の本質が見えてきます。これはビジネスや研究で使われる業務分析の基本。AI 時代の進路選びにも役立ちます。
STEP 1-2分析する仕事を選び、5W1H で分解
STEP 3-4一番大事な要素を見つける
STEP 5-7AI/人間に分け、発表・ふりかえり
1
分析する仕事を 1 つ選ぼう
💡 自分が興味ある仕事、家族の仕事、最近気になった仕事 — どれでもOK。「具体的な仕事」のほうが分析しやすいよ。
💡 例
このワークシートでは 「保育園の先生」 を例に進めてみます。
2
5W1H で分解しよう
💡 「いつ・どこで・誰が・何を・なぜ・どうやって」の 6 つの視点で分解。書ける範囲でOK。
WWhen — いつ
時間帯・曜日・季節など。1日のうちで仕事しているのはいつ?
WWhere — どこで
場所はどこ?室内?屋外?移動する?
WWho — 誰が/誰のために
誰が働いていて、誰のためにする仕事?
WWhat — 何を
具体的に何をしている?作業を3〜5個書こう。
WWhy — なぜ
なぜこの仕事が必要?何のためにある?
HHow — どうやって
どんな方法・道具・スキルで仕事をする?
3
「一番大事な要素」を順位づけしよう
💡 5W1H の中で、その仕事を成り立たせている「一番大事」「次に大事」「3番目」を選ぼう。理由も書こう。
🥇
🥈
🥉
4
AI が手伝える要素・人間にしかできない要素
💡 5W1H で書き出した内容のうち、AI に任せられる部分と、人間にしかできない部分を整理しよう。
🤖 AI が手伝える
🧑 人間にしかできない
5
気づきをまとめよう
💡 5W1H で分解してみて、新しく気づいたことを書こう。
6
ふりかえり
🌱 「仕事」「作業」「役割」の違いが、分解する前と後でどう変わった?
🌱 5W1H 分解の考え方は、他にどんな場面で使えそう?
7
シェアしよう
👨🏫 保護者・先生・寺子屋オーナーへ
📚 ねらい
「総合的な学習の時間」「キャリア教育」での活用を想定。狙いは:
- 5W1H という普遍的なフレームワークを使えるようにする
- 「仕事」を抽象的な単語ではなく、要素に分解して理解する
- 業務分析・課題発見スキルの素地を作る
- 進路選択時に「自分は仕事の何の要素に惹かれるのか」を考えられるようにする
💬 声かけ例
- 「What が思いつかない」→「その人、朝起きてからどんなこと、している?」
- 「Why が難しい」→「もしこの仕事がなくなったら、誰が困る?」
- 「How が抽象的」→「特別な道具を使ってる?技術は何が必要?」
- 順位づけは「正解はない」と伝える。子どもの判断を尊重する
🎯 想定回答の例(保育士)
When:朝7時〜夕方6時、平日中心。早朝/延長保育もある。
Where:保育園の各保育室、園庭、公園、地域の施設。
Who:保育士資格を持つ大人。0〜5歳の子どもと、その保護者、地域社会のために。
What:食事・着替えの支援、遊びの提案、観察・記録、保護者連絡、安全管理、行事準備。
Why:子どもの心身の発達を支える、保護者が安心して働ける社会を作る、家庭だけでは難しい集団体験を提供する。
How:絵本・歌・遊び・身体接触・観察・声かけ・記録・チーム連携・専門知識。
🚀 発展課題
- 同じ仕事でも 20 年前と今で 5W1H がどう変わったか比較
- 3 つ違う業種で 5W1H を取り、Why の共通点を見つける
- 家族と一緒に家族の仕事を分析する
- ワークシート No.07「好きを仕事にマップ」と組み合わせる