仕事を「作業」に分けてみよう。
5W1H 分解。
1 つの仕事を 5W1H(いつ・どこで・誰が・何を・なぜ・どうやって)で分解して、その仕事の「本当の中身」を理解するワークシート。業務分析の基礎が身につきます。
🔬 「同じ仕事」も、5W1H で見ると別物に見える
「先生」「お医者さん」「店員さん」と一言で言っても、「いつ・どこで・誰のために・何を・なぜ・どうやって」を分解すると、その仕事の本質が見えてきます。これはビジネスや研究で使われる業務分析の基本。AI 時代の進路選びにも役立ちます。
このワークシートでは 「保育園の先生」 を例に進めてみます。
時間帯・曜日・季節など。1日のうちで仕事しているのはいつ?
場所はどこ?室内?屋外?移動する?
誰が働いていて、誰のためにする仕事?
具体的に何をしている?作業を3〜5個書こう。
なぜこの仕事が必要?何のためにある?
どんな方法・道具・スキルで仕事をする?
👨🏫 保護者・先生・寺子屋オーナーへ
📚 ねらい
「総合的な学習の時間」「キャリア教育」での活用を想定。狙いは:
- 5W1H という普遍的なフレームワークを使えるようにする
- 「仕事」を抽象的な単語ではなく、要素に分解して理解する
- 業務分析・課題発見スキルの素地を作る
- 進路選択時に「自分は仕事の何の要素に惹かれるのか」を考えられるようにする
💬 声かけ例
- 「What が思いつかない」→「その人、朝起きてからどんなこと、している?」
- 「Why が難しい」→「もしこの仕事がなくなったら、誰が困る?」
- 「How が抽象的」→「特別な道具を使ってる?技術は何が必要?」
- 順位づけは「正解はない」と伝える。子どもの判断を尊重する
🎯 想定回答の例(保育士)
When:朝7時〜夕方6時、平日中心。早朝/延長保育もある。
Where:保育園の各保育室、園庭、公園、地域の施設。
Who:保育士資格を持つ大人。0〜5歳の子どもと、その保護者、地域社会のために。
What:食事・着替えの支援、遊びの提案、観察・記録、保護者連絡、安全管理、行事準備。
Why:子どもの心身の発達を支える、保護者が安心して働ける社会を作る、家庭だけでは難しい集団体験を提供する。
How:絵本・歌・遊び・身体接触・観察・声かけ・記録・チーム連携・専門知識。
🚀 発展課題
- 同じ仕事でも 20 年前と今で 5W1H がどう変わったか比較
- 3 つ違う業種で 5W1H を取り、Why の共通点を見つける
- 家族と一緒に家族の仕事を分析する
- ワークシート No.07「好きを仕事にマップ」と組み合わせる