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東海道・戸塚宿

江戸えどを朝あさ発たった旅人たびびとが、ちょうど一日目いちにちめの夜よるを過すごした宿場しゅくばです。

お子さんと保護者の方へ。東海道・戸塚宿を、いっしょに確かめましょう。

いまのことば

東海道の戸塚宿とは?

戸塚とつかは東海道の五番目の宿場。
東海道とうかいどうでは相模国さがみのくにの最もっとも東ひがしの宿場町しゅくばまち。

一日で歩ける距離

日本橋にほんばしから戸塚とつかまで、およそ四十よんじゅうキロ。朝あさ暗くらいうちに江戸えどを出でて、日暮ひぐれに着つく。そのくらいが、江戸えどの人ひとの一日いちにちの歩行距離ほこうきょりでした。だから戸塚とつかは宿泊客しゅくはくきゃくでにぎわったのです。

広重の題だいは「元町別道もとまちべつどう」。道みちが分わかれる場所ばしょが描えがかれています。ここから鎌倉かまくらへ向むかう道みちが分わかれていました。藤沢が江えの島しま、川崎が大師だいし——江戸えどから三日みっかの距離きょりに、参詣さんけいの分わかれ道みちが集あつまっています。

一日で歩あるける距離きょりが、宿場しゅくばの位置いちを決きめた——これは東海道とうかいどう全体ぜんたいに言いえることです。宿場しゅくばと宿場しゅくばの間隔かんかくは、平均へいきんすると一里いちりから三里さんりほど。人ひとの足あしが、町まちの並ならび方かたを作つくりました。

考えてみよう

  • 問一一日いちにちに何なんキロ歩あるけますか。実際じっさいに測はかってみましょう。
  • 問二地図ちずで日本橋にほんばしから四十よんじゅうキロの場所ばしょを探さがしてみましょう。
  • 問三宿場しゅくばの間隔かんかくが広ひろいところ・狭せまいところ。理由りゆうを考かんがえてみましょう。

答えはひとつではありません。声に出して、外に出て、確かめながらどうぞ。

豆知識——東海道とうかいどうの五十三ごじゅうさんの宿場しゅくばは、均等きんとうに並ならんでいるわけではありません。難所なんしょの前後ぜんごでは短みじかく、平地へいちでは長ながい。地形ちけいが間隔かんかくを決きめています。
原文について
この記事が扱っている『東海道五十三次』は、江戸時代の五街道のひとつ。宿場や道中の様子は、当時の道中記や名所図会に記録されています。
原本(江戸期などの版本)は、国立公文書館 デジタルアーカイブ『東海道名所図会』で画像を見られます。
このページの現代語訳・解説・設問は、株式会社士心が作成したものです。特定の校訂本にもとづくものではありません。 表記や区切り方は、読みやすさのために整えています。原文にあたるときは、上の所蔵先でお確かめください。

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