CCN Magazine WORKS カテゴリ記事案「学校に行ける」という喜び――不登校を乗り越え、自らの足で歩み出すまで「学校に行くのは当たり前」という言葉が、時として重い鎖のように子どもたちの心にのしかかることがあります。しかし、あるきっかけを通じてその「当たり前」が崩れたとき、子どもたちは初めて自分自身の人生と向き合うことになります。今回は、不登校という大きな壁に直面しながらも、士心塾での個別指導やシャドーイングといった独自のアプローチを通じて、再び学校へと通えるようになったある生徒の事例をご紹介します。不登校の背景――「学校がどういうものか知らない」という葛藤ある生徒は、長らく学校に通うことができずにいました。

動画内でのインタビューによると、その生徒が学校に行けない理由は「お母さんが、学校がどういうものか知らないから」というものでした。この言葉は、単に知識としての「学校」を知らないということではなく、学校という場所が自分にとってどのような意味を持つのか、どのような価値があるのかを見出せずにいるという、深い心理的な葛藤を表しているのかもしれません。多くの不登校の子どもたちは、周囲からのプレッシャーや「行かなければならない」という義務感と、どうしても動けない身体や心の間で板挟みになっています。この生徒もまた、「学校に行きたいですか?」という問いに対してはっきりと「はい」と答えながらも、現実には布団から出られない、あるいは家から一歩も踏み出せないという状況にありました。このような状況では、精神的なサポートとともに、具体的な「学びの成功体験」を積み重ねることが、再始動のための不可欠な要素となります。

士心塾の教育哲学――結果がすべて、そして21世紀を生き抜く力の養成士心塾が掲げる教育哲学の第一は「結果がすべて」というものです。これは決して冷徹な能力主義を意味するものではありません。むしろ、子どもたちが抱える不安や不信感を払拭するためには、目に見える変化、すなわち「できなかったことができるようになった」という具体的な結果こそが最大の処方箋であるという考えに基づいています。不登校の状態にある生徒にとって、勉強は「遅れている」「自分はダメだ」と感じさせる負の要素になりがちです。しかし、士心塾では個々のレベルに合わせた「個別指導」を徹底し、小さな「できた」を積み上げていきますす。英語学習においてよく知られるこの手法は、耳から入った音声を即座に追いかけて発音するトレーニングですが、士心塾ではこれを単なる語学学習に留めず、集中力の養成や思考のテンポを整えるためのツールとしても活用しています。不登校の生徒は、脳が「休眠状態」に入ってしまっていることが少なくありません。

シャドーイングによる反復練習は、脳に適切な刺激を与え、学習へのスイッチを入れる効果があります。ある生徒も、この個別指導とシャドーイングを継続することで、少しずつ学習の習慣を取り戻し、5時間後、あるいは10分後という具体的な時間の経過とともに、自らの意志で「学校へ行く」という選択ができるようになりました。

動画の最後には、学校へ行けるようになった生徒が「お父さん、お母さん、勉強をちゃんとやらせてくれて、ありがとう」と感謝の言葉を述べるシーンがあります。これは、単に学校に復帰したという結果だけでなく、学習を通じて自分自身を肯定できるようになったことへの、心からの叫びと言えるでしょう。

士心塾は、これからも一人ひとりの生徒と向き合い、それぞれのペースで「結果」を出せるよう、全力でサポートを続けていきます。

「すべての人が自分の個性を活かせる社会をつくる」── 子どもたち一人ひとりの作品には、その子だけの感性と挑戦の証が刻まれています。士心塾は、その個性が花開く瞬間を見守り続けます。

士心塾 YouTube チャンネル「ししんちゃんねる」

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