CCN Magazine WORKS カテゴリ記事:プログラミングで描く「海の未来」アニメーションで伝えるSDGsと環境問題のリアルある生徒が制作したプログラミング作品「昔の海と今の海」は、私たちが直面している海洋汚染という深刻なテーマを、22秒という短い時間の中に凝縮して描き出しています。

物語は、かつての豊かな海の風景から始まります。「何年か前の海」と題された場面では、鮮やかな青い魚たちが「気持ちいいな〜」「生き物がたくさんいるね!」と楽しそうに泳ぎ、色とりどりのサンゴやヒトデが画面を彩ります。子供らしい自由な感性で描かれたイラストは、生命力に満ちたかつての自然環境を見事に表現しています。しかし、場面が「今の海」に切り替わると、その景色は一変します。画面は暗く沈み、海の中には「ゴミがいっぱいある」という言葉とともに、灰色の不気味な形をした廃棄物が漂います。かつての活気は消え失せ、魚たちは「大変だー」「綺麗な海じゃない」「暮らしていけないよ」と悲痛な声を上げます。この鮮明な対比は、知識として知るSDGsの目標14「海の豊かさを守ろう」の重要性を、見る者の心にダイレクトに訴えかけます。

「結果がすべて」の精神が形にする「21世紀を生き抜く力」士心塾が掲げる「結果がすべて」という言葉は、単にテストの点数を追うことだけを指すのではありません。自分の考えを形にし、他者に伝え、現実に影響を与えるという「アウトプットの質」に対する責任感を意味しています。この作品を制作した生徒は、ただ「海を大切にしよう」と口で言うだけでなく、スクラッチなどのプログラミングツールを駆使して、視覚的に訴える「作品」という結果を導き出しました。・背景の変化による状況説明・キャラクターのセリフによる感情移入の促進・「ゴミを捨てないこと」という具体的な解決策の提示これらの一連の構成を自ら考え、プログラミングという現代の「武器」を使って実装するプロセスこそが、21世紀を生き抜く力そのものです。論理的思考に基づき、自らのアイデアを社会的なメッセージへと昇華させる力。この動画は、その教育哲学が具体的な「形」となった好例と言えるでしょう。

シャドーイングと個別指導が育む、独自の表現力一見、プログラミングと語学学習の「シャドーイング」は無関係に思えるかもしれません。しかし、士心塾におけるシャドーイングは、徹底したという環境が、生徒一人ひとりの「気づき」を大切に育んでいます。

動画の冒頭には「途中に何個かチョコが出てくるので数えながら見てください」という遊び心あふれる仕掛けが施されていました。これは、大人が押し付けた正解ではなく、その子自身の内側から溢れ出た創意工夫です。

個別指導だからこそ、こうした個性を埋没させることなく、社会問題という大きなテーマと融合させることができたのです。

結びに:自分にできることから始める未来動画の最後、生徒はこう締めくくります。「自分でもできることは、ゴミを捨てないことです」。壮大な社会課題を前にして立ち止まるのではなく、まずは自分にできる最小の行動を定義すること。そして、プログラミングという技術を使って、一人でも多くの人にその現状を伝えること。この22秒の作品には、士心塾が目指す「自立した個」としての在り方が凝縮されています。

「すべての人が自分の個性を活かせる社会をつくる」── 子どもたち一人ひとりの作品には、その子だけの感性と挑戦の証が刻まれています。士心塾は、その個性が花開く瞬間を見守り続けます。

士心塾 YouTube チャンネル「ししんちゃんねる」

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