「海の豊かさを守ろう!」プログラミングで挑むSDGsと21世紀の学び私たちの生きる21世紀は、正解のない問いに対し、自らの力で解決策を導き出す力が求められる時代です。今回、士心塾のプロジェクトとして取り組まれた「バレンタインチャレンジ2022」では、ある生徒がSDGs(持続可能な開発目標)をテーマにした独創的なプログラミング作品を完成させました。それは単なる技術の習得に留まらない、社会課題への深い洞察と「結果」にこだわる教育哲学が結実した姿でした。1. プログラミングで「海の今」を可視化する制作されたゲームのテーマは、SDGsの14番目の目標である「海の豊かさを守ろう」です。作者である生徒は、自らが生み出したキャラクター「チョキ」を通じて、プレイヤーに海の現状を伝えます。「海にあるゴミを拾ってもらう」というシンプルなルールの中に、魚を獲ってはいけないという制約を設け、海洋資源の保護というメッセージを明確に打ち出しました。

動画の中で「作者はお寿司が好きだからこのテーマにした」というエピソードが紹介されますが、これは一見些細な動機に見えて、実は非常に重要なポイントです。身近な「好き」を起点に社会課題へと視点を広げるプロセスこそが、自律的に学びを深める第一歩となるからです。2. 徹底した「シャドーイング」と「個別指導」が支える表現力この作品の完成度の背景には、士心塾が大切にしている「シャドーイング」と「個別指導」の積み重ねがあります。

プログラミングにおいても、優れたモデル(手本)を徹底的に模倣し、その構造を理解するプロセスは不可欠です。しかし、模倣だけで終わるのではなく、そこから自分なりの表現へと昇華させるためには、一人ひとりの進捗や特性に合わせた緻密な個別指導が欠かせません。画面上を泳ぐ魚たちと、それを避けながら網でゴミを回収するギミック。制限時間内にいかに多くのゴミを拾えるかというゲーム性と、環境保護という真面目なテーマを両立させた構成力は、日々の地道なトレーニングの賜物です。

士心塾では、生徒の「やりたい」という意欲を尊重しつつ、それを具体的な成果物として形にするための技術的な支援を徹底しそれを他者に評価されること。この成功体験の積み重ねこそが、予測不能な21世紀を生き抜くための自己肯定感と突破力に繋がります。「使えるものはギリギリまで使おう」という最後の一言には、技術的な工夫だけでなく、資源を大切にするという作者の真摯な姿勢が凝縮されており、これこそがこのプロジェクトの真の「結果」であると言えるでしょう。

「すべての人が自分の個性を活かせる社会をつくる」── 子どもたち一人ひとりの作品には、その子だけの感性と挑戦の証が刻まれています。士心塾は、その個性が花開く瞬間を見守り続けます。

士心塾 YouTube チャンネル「ししんちゃんねる」

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