今回は、士心塾が2022年に開催した「バレンタインチャレンジ」の一環として制作された、SDGsとプログラミングを掛け合わせた映像作品をご紹介します。Shutterstock1. 7人に1人の現実を「自分事」として捉える力動画の冒頭に掲げられた「7人に1人の子供がお金に困っている」という言葉。これは現代の日本が抱える「相対的貧困」という深刻な社会課題です。このテーマを選んだある生徒は、その理由を「自分と違う生活を送っている子供がいて、かわいそうだなと思ったから」と語ります。

21世紀を生き抜くために必要な力のひとつは、身の回りのことだけでなく、自分とは異なる環境にある他者の痛みを想像し、社会全体の課題を「自分事」として捉える感性です。

士心塾では、単なる知識の詰め込みではなく、社会で起きている事実に対してどう向き合うかという「哲学」を重視しています。2. プログラミングで表現する「行動する勇気」この作品は、単なるスライド発表ではありません。

プログラミングを用いて、キャラクターが実際に食べ物を配り歩く様子や、労働に従事せざるを得ない子どもたちの姿をアニメーションとして具現化しています。

動画内では、ある生徒が制作したアニメーションを通じて、「食べ物はいりませんか」と街角で呼びかける少年の姿が描かれています。これは、貧困ゆえに子どもであっても働かなくてはならないという過酷な現実の描写です。しかし、そこには「かわいそう」で終わらせない、変化を起こしたいという強い意志が込められています。

士心塾が掲げる「結果がすべて」という言葉は、厳しい言葉に聞こえるかもしれません。しかし、それは「考えただけで終わらせず、形にして世に出すこと」への責任感の表れでもあります。この生徒は、プログラミングというスキルを武器に、自身の考えを1分足らずの映像作品という「結果」に結実させました。3. シャドーイングと個別指導が育む、独自の表現力士心塾の教育の特徴に「シャドーイング」と「個別指導」があります。

シャドーイングは、英語などの言語学習だけでなく、あらゆる分野における「本質の模倣」から始まります。先駆者の手法や論理構成を徹底的に真似ることで、自らの基礎体力を養います。そして、その土台の上に、一人ひとりの個性や関心に基づいた「個別指導」が加わります。今回の動画も、生徒がそれぞれのペースで、自分が最も伝えたい社会課題を深掘りした結果です。誰かに強制されたテーマではなく、自らの内側から湧き出た「なぜ?」を、プログラミングや映像制作という手段で表現する。このプロセスこそが、自立した個を育てる士心塾の指導の真髄と言えるでしょう。4. 未来を拓く「21世紀を生き抜く力」バレンタインチャレンジ2022を通じて見えてきたのは、技術を学ぶことの先にある「目的」の重要性です。

プログラミングは手段であり、それを使って何を伝え、どう社会を良くしていくのか。

動画の最後は「おしまい」という素朴な文字で締めくくられますが、そこには未来への希望が詰まっています。1000円札のイラストと共に「貧困をなくそう」という大きな目標を掲げたその生徒の目は、きっと現実の厳しさと同時に、自分たちの世代が解決すべき課題を真っ直ぐに見据えているはずです。

士心塾は、これからも子どもたちが「結果」を恐れず挑戦し、自らの手で未来を切り拓くための「WORKS」を支援し続けていきます。【動画情報】

「すべての人が自分の個性を活かせる社会をつくる」── 子どもたち一人ひとりの作品には、その子だけの感性と挑戦の証が刻まれています。士心塾は、その個性が花開く瞬間を見守り続けます。

士心塾 YouTube チャンネル「ししんちゃんねる」

士心塾の生徒たちの作品を YouTube で公開しています。