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英検準2級と準2級プラスの違い|入試で使う級の選び方を比較表で確認 英検準2級と準2級プラスのどちらを入試に使うか迷う中高生と保護者向けに、違いと選び方を比較表でまとめたページです。
志望校が決まると、次に迷うのが「どの級を受けるか」です。準2級、準2級プラス、2級は名前が近く、試験の形式も似ています。ただし試験時間、ライティングの課題、CSEスコアの範囲には違いがあります。このページでは、日本英語検定協会の公式ページで確かめた数字を表にして、級を選ぶ前に確認する条件を整理します。
このページの要点
- 準2級は高校中級、準2級プラスは高校上級、2級は高校卒業程度が協会の示す目安で、級選びの出発点です。
- 入試では志望校の募集要項が対象級と提出書類を決めるため、受験する級は募集要項を読んでから決めます。
- 準2級プラスと2級はライティングに英文要約が加わるため、準2級からの移行では書く練習の量が変わります。
受験する級は、志望校の募集要項から逆算して選びます
入試で使う級は、志望校の募集要項の対象級とCEFRなどの条件を先に読んで決めます。
協会は、入試に英検の成績を提出する受験生に、提出予定の成績の登録情報と証明書の種類を必ず確認するよう求めています。学校によって、求める書類や、級の合否を見るかCSEスコアを見るかが異なるためです。出典:協会の「英検成績を入試で利用される際の確認事項」。
目安の面では、準2級が高校中級程度、準2級プラスが高校上級程度、2級が高校卒業程度です。出典:協会の各級の「過去問・試験内容」ページ。
ご質問の「英検準2級と準2級プラスについて、入試での活用方法と学習計画を教えてください。」には、募集要項で対象級を確かめ、級の違いを比べ、4週間の学習の例に落とす順でお答えします。
三つの級は、試験時間と書く課題の違いで見分けます
三つの級はどれも一次試験と二次試験で構成されますが、一次試験の時間、問題数、ライティングの課題に違いがあります。
一次試験とは、リーディング・ライティング・リスニングを受ける筆記とリスニングの試験のことです。二次試験とは、面接形式のスピーキングテストのことです。準2級の一次試験は、リーディング・ライティングが80分、リスニングが約25分です。準2級プラスと2級は、リーディング・ライティングが85分、リスニングが約25分です。出典:協会の各級の「試験内容」ページ。
二次試験の面接時間は、準2級が約6分、準2級プラスと2級が約7分です。準2級プラスと2級の二次試験は、55語程度(準2級プラス)または60語程度(2級)のパッセージの音読から始まります。出典:協会の各級の「試験内容」ページ。
ライティングの課題は、準2級がEメールの返信と意見の英作文、準2級プラスと2級が英文要約と意見の英作文です。2級の英作文は、指定されたトピックについて意見を述べる形です。出典:協会の各級の「試験内容」ページ。
CSEスコアとは、英検の結果を技能ごとの数値で示す協会のスコアのことです。CEFRとは、外国語の能力を段階で示す国際的な指標のことです。入試では、学校がCSEスコアやCEFRのレベルを出願条件に使う場合があります。出典:協会の「英検成績を入試で利用される際の確認事項」。
表:準2級・準2級プラス・2級の比較(協会の公式ページの数字)
| 項目 | 準2級 | 準2級プラス | 2級 |
|---|---|---|---|
| 協会の目安 | 高校中級程度 | 高校上級程度 | 高校卒業程度 |
| 一次:リーディング・ライティング | 80分 | 85分 | 85分 |
| 一次:リスニング | 約25分 | 約25分 | 約25分 |
| リーディングの問題数 | 29問 | 31問 | 31問 |
| ライティングの課題 | Eメール1問・英作文1問 | 英文要約1問・英作文1問 | 英文要約1問・英作文1問 |
| リスニングの問題数 | 30問 | 30問 | 30問 |
| 二次:面接の時間 | 約6分 | 約7分 | 約7分 |
| CSEスコアの算出範囲 | 1400〜2400 | 1550〜2500 | 1728〜2600 |
リーディングの問題数は、公式ページの各形式の問題数を合計した数字です。準2級は15・5・2・7問、準2級プラスと2級は17・6・8問です。出典:協会の各級の「試験内容」ページ、「英検成績を入試で利用される際の確認事項」。
入試で使うまでの流れは、4つの確認で進みます
入試で英検を使う手順は、対象級の確認、証明書の確認、登録情報の確認、提出期限からの逆算の4つです。
- 志望校の募集要項や公式資料で、対象となる級、CSEスコア、CEFRレベルの条件を確認します。
- 提出する証明書の種類を確認します。英検には合格証明書、英検CSEスコア証明書、個人成績表があります。
- 受験者マイページで、氏名と生年月日が正しく登録されているか確かめます。
- 出願の提出期限から逆算して、間に合う受験回を決め、その回に向けて学習計画を立てます。
協会は、生年月日などに誤りがあると、受験が認められない可能性があると案内しています。証明書で確認する主な項目は、受験級、級の合否とCSEスコア、受験年度・回次・個人番号・生年月日です。出典:協会の「英検成績を入試で利用される際の確認事項」。
再発行の可否も大切です。合格証明書と英検CSEスコア証明書は有料で再発行できます。合格証書(Certificate)と個人成績表は再発行できません。学校へ提出する際は、どの書類を出すかを先に決めておくと安心です。出典:協会の「英検成績を入試で利用される際の確認事項」。
級を選ぶ前の条件とCSEスコアの見方を、比較表で確かめます
級を選ぶ前の条件は、受験の目的、募集要項の対象級、受験回、提出期限の4つで、確認先も決まっています。
表:級を選ぶ前に確認する4つの条件
| 条件 | 確認する内容 | 確認先 |
|---|---|---|
| 受験の目的 | 高校入試か大学入試か、級の合否を使うかスコアを使うか | 志望校の募集要項 |
| 対象級 | どの級から出願できるか、CEFRレベルの条件があるか | 志望校の募集要項 |
| 受験回 | 出願に間に合う実施回はいつか | 協会の試験日程 |
| 提出期限 | 証明書の準備にかかる日数を含めた期限 | 志望校の募集要項 |
協会は、級ごとに算出されるCEFRレベルが異なると案内しています。大学入試の例として、協会のページには、CEFRのA1を出願資格とする場合の各級のCSEスコア範囲が載っています。準2級は1400〜2400、準2級プラスは1550〜2500、2級は1728〜2600です。出典:協会の「英検成績を入試で利用される際の確認事項」。
同じページの加点の例では、準2級の1700〜2400がA2で5点加点、2級の1950〜2600がB1で10点加点です。この例の表に載る級は、3級、準2級、2級、準1級、1級です。準2級プラスの扱いは、志望校の募集要項で個別に確かめます。出典:協会の「英検成績を入試で利用される際の確認事項」。
印刷して使う確認表:出願前に15項目を確かめます
次の確認表は、印刷して志望校ごとに1枚使えるよう、15項目にまとめたものです。
表:出願前の確認表(□にチェックを入れて使います)
| □ | 確認項目 | 確認先 |
|---|---|---|
| □ | 志望校は英検の成績を入試で使えるか | 募集要項 |
| □ | 対象となる級は何級からか | 募集要項 |
| □ | 級の合否で見るか、CSEスコアで見るか | 募集要項 |
| □ | CEFRレベルの条件はあるか | 募集要項 |
| □ | 優遇の内容(加点、みなし満点など)は何か | 募集要項 |
| □ | 準2級プラスが対象に含まれるか | 志望校への問い合わせ |
| □ | 提出する証明書は合格証明書かCSEスコア証明書か | 募集要項 |
| □ | 個人成績表の提出が認められるか | 募集要項 |
| □ | 出願の提出期限はいつか | 募集要項 |
| □ | 提出期限に間に合う受験回はどれか | 協会の試験日程 |
| □ | 受験者マイページの生年月日は正しいか | 受験者マイページ |
| □ | 氏名(カナ氏名)の登録は正しいか | 受験者マイページ |
| □ | 証明書に受験級・合否・スコアが載っているか | 証明書のサンプル |
| □ | 再発行の対象外の書類の保管場所を決めたか | 家庭内 |
| □ | 受験日から逆算した学習計画を立てたか | このページの4週間の例 |
4週間の学習の進め方:級が決まったあとに使う例です
級が決まったら、4週間を「形式に慣れる」「書く」「聞く」「通しで解く」の4段階に分けると、毎週の目標が明確になります。
表:4週間の学習の進め方の例
| 週 | 目標 | やること |
|---|---|---|
| 1週目 | 形式に慣れる | 協会の公式ページの過去問で、各形式と時間配分を確かめる |
| 2週目 | 書く力をつける | 準2級はEメールと意見、準2級プラスと2級は要約と意見を書く |
| 3週目 | 聞く力と面接に備える | リスニング音源を聞き、音読と質問への答え方を声に出す |
| 4週目 | 通しで解く | 一次試験を時間どおりに解き、見直しの手順を決める |
この表は家庭向けの提案で、公式の標準期間ではありません。
過去問は、協会の各級のページで直近の回の問題冊子、リスニング原稿、リスニング音源、解答が公開されています。準2級プラスの過去問は、各回の一次試験の終了後に順次掲載される予定と案内されています。出典:協会の各級の「過去問・試験内容」ページ。
場面別の例:三つの状況で級の選び方を考えます
状況ごとに確認の順番を当てはめると、級選びの判断がしやすくなります。
場面1:募集要項に「準2級以上」とある中学3年生
募集要項の対象が準2級以上なら、まず準2級を軸に、書類と受験回を確認します。準2級の一次試験はリーディング・ライティングが80分です。時間配分と、Eメールの返信の書き方を練習の中心にします。
場面2:大学入試でCEFRの条件を使いたい高校生
大学がCEFRやCSEスコアで条件を示している場合は、各級のスコア範囲を見て、条件に届く可能性のある級を選びます。2級のCSEスコア算出範囲は1728〜2600です。準2級プラスの扱いは、大学の募集要項で確かめます。
場面3:準2級に合格済みで、次の級を迷う高校生
準2級に合格したあとは、準2級プラスか2級かを比べます。ライティングは、どちらも英文要約と意見の英作文です。まず要約の練習から始め、志望校の対象級に合わせて選びます。
つまずきと対処:よくある困りごとを整理します
つまずきの多くは、書類の確認不足と、ライティングの形式の違いから起きます。
- 募集要項を読む前に級を決めてしまう場合は、確認表の1〜6を先に埋めてから受験級を決めます。
- 証明書の種類で迷う場合は、募集要項に書かれた書類名を確認し、合格証明書かCSEスコア証明書かを選びます。
- 生年月日の登録の確認がまだの場合は、受験者マイページの「受験情報確認・変更」から確かめます。
- 準2級プラスで要約が難しい場合は、本文の要点を1文ずつ短く書く練習から始めます。
- 面接で音読に時間がかかる場合は、パッセージの語数(55語程度または60語程度)に合わせて、毎日の音読を習慣にします。
協会のページには、受験者マイページで生年月日を確認する手順が4つのステップで案内されています。出典:協会の「英検成績を入試で利用される際の確認事項」。
よくある質問
英検準2級と準2級プラスについて、入試での活用方法と学習計画を教えてください。
入試では、志望校の募集要項で対象級と提出書類を確認し、その条件を満たす級を受験します。準2級は高校中級程度、準2級プラスは高校上級程度が協会の目安です。学習は、過去問で形式に慣れる、書く練習をする、聞く練習をする、通しで解く、の4段階が一例です。準2級プラスは英文要約が加わるため、書く練習を早めに始めると進めやすくなります。出典:協会の各級の「試験内容」ページ。
準2級と準2級プラスは、試験時間がどのくらい違いますか。
一次試験のリーディング・ライティングは、準2級が80分、準2級プラスが85分です。リスニングはどちらも約25分です。二次試験の面接は、準2級が約6分、準2級プラスが約7分です。準2級プラスはリーディングの問題数が31問で、準2級の29問より多くなります。時間配分は過去問で確かめます。出典:協会の各級の「試験内容」ページ。
入試に提出する証明書は、どれを選べばよいですか。
学校によって求める書類が異なるため、募集要項に書かれた書類名で選びます。英検には、合格証明書(合格者のみ)、英検CSEスコア証明書(有料)、個人成績表(受験者全員)があります。合格証書と個人成績表は再発行の対象外です。提出前に、受験級、合否やスコア、受験年度・回次・個人番号・生年月日の掲載箇所を確かめます。出典:協会の「英検成績を入試で利用される際の確認事項」。
CSEスコアとCEFRは、入試でどう使われますか。
学校によっては、級の合否に加えて、CSEスコアやCEFRレベルを出願条件や優遇に使います。協会のページには、出願資格、みなし満点、加点の三つの利用例が載っています。みなし満点とは、英語の試験の得点を満点とみなす優遇方式のことです。加点の例の表には別の級の列が載っているため、準2級プラスは志望校の募集要項で個別に確認します。出典:協会の「英検成績を入試で利用される際の確認事項」。
準2級プラスと2級は、どちらを選べばよいですか。
志望校の対象級とCEFRなどの条件で決めます。協会の目安は、準2級プラスが高校上級程度、2級が高校卒業程度です。CSEスコアの算出範囲は、準2級プラスが1550〜2500、2級が1728〜2600です。試験時間と課題の形は似ているため、募集要項の条件を満たす級を選び、受験回と提出期限に合わせて計画します。出典:協会の各級の「試験内容」ページ、「英検成績を入試で利用される際の確認事項」。
確かめる公式の窓口
最終的な条件は、志望校の募集要項と、日本英語検定協会の公式ページで確かめます。
- 対象級、優遇の内容、提出書類、提出期限は、志望校の入試担当窓口と募集要項で確認します。
- 試験の内容、過去問、入試で利用する際の確認事項は、協会の公式ページで確認します。
- 登録情報の確認は、協会の受験者マイページで行います。
出典
- 公益財団法人日本英語検定協会「準2級の過去問・試験内容」https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/grade_p2/(2026年10月13日確認)
- 公益財団法人日本英語検定協会「準2級の試験内容」https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/grade_p2/solutions.html(2026年10月13日確認)
- 公益財団法人日本英語検定協会「準2級プラスの過去問・試験内容」https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/grade_p2plus/(2026年10月13日確認)
- 公益財団法人日本英語検定協会「準2級プラスの試験内容」https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/grade_p2plus/solutions.html(2026年10月13日確認)
- 公益財団法人日本英語検定協会「2級の過去問・試験内容」https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/grade_2/(2026年10月13日確認)
- 公益財団法人日本英語検定協会「2級の試験内容」https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/grade_2/solutions.html(2026年10月13日確認)
- 公益財団法人日本英語検定協会「英検成績を入試で利用される際の確認事項」https://www.eiken.or.jp/eiken/nyushi/forstudents/(2026年10月13日確認)
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最終確認日:2026年10月13日。
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