お役立ち&英検合格物語

大人が知るべき7つの才能と士心塾の教育方針

あなたは子供の学校の成績が悪かった時、それを嘆いたことがありますか?
この記事では、大人が知るべき7つの才能についてお話ししていきたいと思います。
 

大人が知るべき7つの才能

才能とはなんでしょうか?様々な意見がありますが、ここでは諸説ある中での1つの「7つの才能」と「職種」について見ていきます。

7つの才能と書きましたが、これを細分化して30を超える才能で紹介している方もおられます。ここで言う7つとは、金持ち父さん貧乏父さんで有名な、ロバート・キヨサキ氏の著書から引用させていただきますが、言語的才能、数学的才能、空間的才能、身体的才能、音楽的才能、対人的才能、内省的才能の7つを指します。

では一つずつ簡単に見ていきます。

①言語的才能:現在の教育システムで測られる才能で、IQを測る基準としている
職種イメージ:教師、弁護士、ジャーナリスト、ライター、脚本家、総合職など
②数学的才能:数字的要素、データを取り扱う才能
職種イメージ:エンジニア、アナリスト、プログラマー、会計士、税理士、アナリストなど
③空間的才能:創造的な仕事に関わるような才能
職種イメージ:芸術家、プログラマー、デザイナー、システムエンジニア、WEBクリエイター、アニメーター、動画クリエイター、イラストレーターなど
④身体的才能:優秀なスポーツ選手、機械や建設に関わる仕事など、身体的な才能
職種イメージ:プロスポーツ選手、レーシングドライバー、プロダンサー、シェフ、パティシエ、美容師、モデル、各種技術者など
⑤音楽的才能:楽器を扱ったりなど、音楽的な才能
職種イメージ:交響楽団、バンド、歌手、DJ、その他音楽を利用した職種など
⑥対人的才能:対人的に話ができる才能
職種イメージ:政治家、俳優、劇団員、営業、芸人、アナウンサー、声優、オペレーター、セールスエンジニア、接客業など
⑦内省的才能:私たちが自分自身に何を語りかけるかコントロールできる能力・才能
職種イメージ:全職種と関連性がある
 

最も大事な才能は内省的才能である

7つの才能を記載しましたが、どれが最も大事であるか?もちろんどれも大事です。しかし「EQ こころの知能指数」の著者で、ハーバード大学大学院 心理学博士のダニエル・ゴールマンは、社会に出てからはIQよりもEQのほうが重要であると述べています。内省的才能とは、EQ(心の知能指数)の事で、情動の自己認識、感情を制御する、自分を動機づける、他人の感情を認識する、人間関係をうまく処理する才能を言います。社会での成功や幸福度はIQだけでは決まらない、という考え方です。

人生で成功したり、幸福感を感じるには、EQが8割、IQが2割影響するといいます。

自分自身の感情を知る情動の自己認識、すなわち自分の中にある感情を認識する能力は、EQの一番大切な基本だ。
本文より抜粋

抜粋にもあるように、自分自身がどういう感情にいるのかをしっかり認識し、その上でどう反応するのかを制御できる能力というものは、大人でもなかなかコントロールできない人がいるのではないでしょうか。

社会にでると、仲間と協調できない、すぐ怒る、嫌味を言う、嫌われている人など、色んな人を見かけたことがあると思います。

自分自身の感情を制御することや、自分自身を動機づける能力、他人の感情を認識する能力、人間関係をうまく処理する能力、これこそ社会で絶対に必要な要素なのです。

どんなに才能に溢れていても、内省的才能に乏しければ、社会では端に追いやられていきます。
 

言語的才能を開花させる生徒たち

士心塾にやってくる小学生の子供たちは、そのほとんどが英語初体験でやってきます。学年は様々ですがみんなスタート地点は横一線。英語を読めない書けない状態です。

その子たちは、士心塾の個別指導カリキュラムでどんどん成長していきます。1年間で英検5級4級3級に合格していく生徒たちがいるのも、もはや珍しいことではなくなりました。

しかしながら、全員が100%こうなるのかというと、それは違います。学校のお勉強が苦手な子たちも一定数いるのが現実です。

逆に言語的才能は乏しいけれども、プログラミングによって空間的才能や数学的才能を開花させる子たちもいます。プログラミングアプリを使いこなし、プログラムを組む子たち、無から有を生み出す創造力、発想力を存分に発揮する子たち、絵を描く、イラストを描く能力を発揮する子たち、ストーリーの構成力が抜群な子たち、メッセージを伝える事を非常に得意にしている子たち、本当にたくさんの子たちが素晴らしい才能を見せています。
 

学校の成績が悪い子供を嘆く必要はない

では学校の成績が悪い子供をどう捉えるべきなのでしょうか。

どんなに頑張っても学校の成績が悪い子は、単に①の言語的才能に乏しいだけです。それよりもむしろ他の才能に恵まれている場合もあり、何も悲観することはないのです。

中学までしか出ていないのに、オーナー企業の社長で年商何十億、何百億などという話は良く聞きます。そんな中でも、GMOインターネット株式会社の創業者であり代表取締役会長兼社長の熊谷正寿さんは有名です。

GMOと言えば大手上場企業ですが、社長である熊谷正寿さんは高校を中退しており、最終学歴は中卒です。

中学時代の成績も悪く、勉強が嫌いだったのにかかわらず「自分は頭が良い」「やればできる」と常に思っていたそう。自分を信じ猛勉強をした結果名門大学の附属高校である國學院高等学校へ入学するも、結局勉強嫌いとおごりの気持ちにより成績が上がらず中退してしまいます。

熊谷さんのすごいところは、「自分はできる」と信じ続けていたこと。中退後もそれは変わらず、自分の描いた未来図を実現させています。今では年商1000億の企業を率いるトップ。まさに成功者と呼ぶにふさわしい功績を挙げました。

キャリアゲより抜粋

士心塾で、学校の勉強は苦手だが、空間的才能であるデザイン力、創造力に長けている子供たちは何人も見てきました。ステージでのプレゼン力であったり、演技力に長けている子もいます。

内省的才能に非常に優れている子も実際に見てきました。人から好かれ、友達の輪に常にいて、決して憎まれないし、人から頼られ、信頼される子です。

逆に学校の成績は素晴らしく、言語的才能は優れているのに、内省的才能が乏しく、仲間の輪から外れてしまったり、孤立している子もいます。
 

士心塾で大切にするのは全てのスキル

私が保護者との面談で継続してお伝えしてきたことは、士心塾は①の言語的才能だけを見ている受験塾ではないということです。受験だけを考えるのであれば、他の受験塾のように言語的才能に特化すれば良いはずです。しかし士心塾はそうではありません。もちろん言語的才能部分は非常に大事です。現に我々は学力の向上、学校の成績を上げることを柱にしており、特に英語に関しては大きな力を入れ、将来に渡って活用できるものを目指し提供しています。

一方で私自身の実体験としてはっきり言えることがあります。過去都内企業で何百名という就職選考を行った経験から、有名大学を卒業したと言う事実と、その人が企業が求める人材かどうかは、全く別であると言うことです。

また、勉強が苦手であっても、他のスキルを磨ける環境があるからこそ、勉強も頑張れる、こういった子たちも実際に存在します。現在の日本の教育システムは、言語的才能を中心に組まれている以上、どんな子たちでも、しっかりと才能を見出してあげれるような環境を考え提供したいと思っているのです。提供科目の一つであるプログラミングを用意している意図も、まさにプログラミングから派生する才能要素を提供したいからに他なりません。

①言語的才能:学校で学ぶ内容+α(5教科・シャドーイング・英検)などを士心塾で提供
②数学的才能:プログラミングやチャレンジイベントにて習得できる環境を士心塾で提供
③空間的才能:プログラミングやチャレンジイベントにて習得できる環境を士心塾で提供
④身体的才能:学校の体育や部活動、外部クラブ活動で成長できる
⑤音楽的才能:学校の音楽や部活動、外部クラブ活動、習い事で成長できる
⑥対人的才能:プログラミングやチャレンジイベントにて習得できる環境を士心塾で提供
 

代表井本の目指す学習塾の姿とは

学習塾をビジネスとして捉えるのであれば、間違いなく言語的才能に特化します。受験塾をやった方が儲かると思います。

しかし私はそうではなく、昔の寺子屋のような、色んな子たちが集える場所を築きたいのです。

私は今在籍している子供たちの中から、有名大学へ合格する生徒が生まれるのではないかと思っています。また同時に、数年後にプログラマーやクリエイター、デザイナーが生まれるのではないかと思っています。既に大舞台で主役級に羽ばたいている子もいます。

士心塾は色んな子たちが通える場所なのです。

これら7つの才能はどれも大切です。だからこそ将来のことを考えた時、士心塾は子供たちの様々な才能を引き出し、その才能を進化させれる場所を提供できる塾でありたいと思っています。

これら才能を手にした子供たちが、将来それをプラスに活かし、幸せな人生を手に入れてくれれば、これ以上ない喜びでなのです。