🤖 テクノロジー
スマホの使用時間を記録し、生活や気分への影響をデータで考える研究です。
スマホは連絡、学習、動画、ゲーム、調べものなどに役立つ一方、使いすぎると睡眠時間、集中力、勉強時間、家族との会話に影響することがあります。この研究では、自分のスマホ使用時間を1週間記録し、時間帯・目的・気分・生活習慣との関係を調べます。依存(いぞん: やめたいと思ってもやめにくい状態)を決めつけるのではなく、データをもとに「どう使えば生活がよくなるか」を考えるところがおもしろい点です。
必要なもの
| 材料 | 分量 | 代替案 |
|---|---|---|
| スマートフォン | 1台 | 使用時間を確認する |
| 使用時間を確認できる機能 | 1種類 | スクリーンタイム、デジタルウェルビーイングなど |
| 記録用ノート | 1冊 | 毎日の使用時間と気づきを書く |
| 筆記用具 | 1本 | 表やメモを書く |
| 記録表用紙 | 7枚 | 1日1枚ずつ記録する |
| 方眼紙またはグラフ用紙 | 2枚 | 棒グラフや円グラフを作る |
| 電卓 | 1台 | 合計時間や平均時間を計算する |
| タイマーまたは時計 | 1個 | 勉強時間や睡眠時間を記録する |
| 保護者確認用メモ | 1枚 | 研究内容とルールを共有する |
| 色ペン | 3色 | 学習・連絡・娯楽などを色分けする |
手順
研究の目的を決める
何をする:何を調べるかを1文で決めます。
どうやる:「スマホの使用時間と、睡眠時間・勉強時間・気分の関係を1週間調べる」のように、記録用ノートの最初のページに書きます。
なぜ:依存と決めつけるのではなく、データをもとに「どう使えば生活がよくなるか」を考える研究だからです。
保護者に研究内容を伝える
何をする:研究の内容とルールを保護者と共有します。
どうやる:保護者確認用メモに、記録する項目、記録する期間(7日間)、スマホの設定を変えるときは確認すること、夜遅くまで記録を続けないことを書いて、見てもらいます。
なぜ:スマホの設定を変えるときや、使用時間を減らす実験で困ったときに、すぐ相談できるようにするためです。
記録表を作る
何をする:1日1枚の記録表を7枚作ります。
どうやる:記録表用紙に、日付、平日か休日か、1日の合計使用時間(分)、アプリ別の使用時間の上位3つ、睡眠時間、勉強時間、使った後の気分(よい・普通・疲れた)、1行メモの欄を作ります。
なぜ:毎日同じ項目で記録すると、日ごとに比べられるからです。
1日目の使用時間を記録する
何をする:1日目の記録をつけます。
どうやる:スクリーンタイムやデジタルウェルビーイングなどの機能で、1日の合計使用時間とアプリ別の上位3つを確かめて、記録表に分単位で書きます。睡眠時間と勉強時間は、タイマーや時計で測って書きます。
なぜ:分単位の数字で残すと、あとで合計時間や平均時間を計算できるからです。
7日間、同じ時間に記録する
何をする:残りの6日間も、同じように記録します。
どうやる:毎日同じ時間にアラームを1回だけ設定し、その時間に記録表を書きます。使用時間が長くなった日は、「なぜその日は長くなったのか」を1行メモします。
なぜ:平日と休日で使用時間に差があるかを比べるためです。同じ時間に書くと、記録を忘れにくくなります。
使用目的を分類する
何をする:使った目的ごとに分けます。
どうやる:「学習」「連絡」「娯楽」「その他」の4つに分けて、色ペンで色分けします。迷ったときも、この4つのどれかに入れます。
なぜ:時間の長さだけでなく、何に使ったかを見るためです。
合計時間と平均時間を計算する
何をする:7日間の合計時間と、1日の平均時間を出します。
どうやる:電卓で、7日間の合計使用時間と1日あたりの平均時間を計算します。平日と休日も、別々に平均を出します。
なぜ:平日と休日の差や、日ごとの違いを数字で比べるためです。
グラフにまとめる
何をする:記録をグラフにします。
どうやる:方眼紙またはグラフ用紙に、日ごとの使用時間の棒グラフと、目的別の割合の円グラフをかきます。
なぜ:変化や割合がひと目で分かるようにするためです。
生活との関係を考える
何をする:使用時間と、生活の記録を見比べます。
どうやる:使用時間が長い日の睡眠時間・勉強時間・気分を、短い日と比べます。「使用時間が長い日は勉強時間が短い傾向があった」のように書き、原因を言い切りません。よい使い方も必ず見つけます。
なぜ:自分を責めるためではなく、使い方を客観的に見るためです。
改善ルールを作って再実験する
何をする:自分でルールを決めて、もう一度記録します。
どうやる:保護者と相談して、スマホを使わない時間を作るなどのルールを決め、同じ記録表で記録します。ルールを決める前の記録と比べます。スマホの設定を変える場合は、必ず保護者に確認します。
なぜ:データをもとに、どう使えば生活がよくなるかを確かめるためです。
観察ポイント・記録の取り方
つまずきやすいポイント
⚠️ 記録を忘れる
対処:毎日同じ時間にアラームを1回だけ設定し、記録の習慣を作ります。
⚠️ 使用目的の分類が難しい
対処:迷ったときは「学習」「連絡」「娯楽」「その他」の4つに分けると続けやすくなります。
⚠️ 数字だけで終わってしまう
対処:合計時間だけでなく、「なぜその日は長くなったのか」を1行メモすると考察しやすくなります。
⚠️ 自分を責める内容になってしまう
対処:目的は反省文を書くことではなく、使い方を客観的に見ることです。よい使い方も必ず見つけます。
⚠️ 原因を言い切ってしまう
対処:「スマホのせいで成績が下がる」と決めつけず、「使用時間が長い日は勉強時間が短い傾向があった」のように書きます。
発展アイデア
安全上の注意
📺 参考動画
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