🎍 季節・行事
同じ重さの雪で、丸・四角・平たい形などを作って並べ、どの形がいちばん長く残るかをくらべる実験です。
雪は、まわりの空気や日ざしから熱を受け取ってとけていきます。熱は雪の表面から入ってくるため、同じ量の雪でも、表面の広さがちがうと、とける速さが変わると考えられます。同じ体積なら、球の形は表面の広さがいちばん小さくなる形として知られています。また、大きなかたまりは、小さなかたまりにくらべて、体積のわりに表面がせまくなります。雪だるまを長く残すには、形や大きさ、置く場所をどう選べばよいのかを、実験で確かめます。
必要なもの
| 材料 | メモ |
|---|---|
| 雪 | または、かき氷器でけずった氷 |
| キッチンスケール | はかり |
| 形を作るための容器 | 丸いおわん・四角い箱など |
| 皿かトレー | 形ごとに1枚 |
| 温度計・時計・カメラ | |
| 手袋と記録用紙・筆記用具 |
手順
予想を書く
何をする:今の知識を残します。
どうやる:丸・四角・平たい形のうち、どれがいちばん長く残るかと、その理由を書いておきます。
なぜ:結果とくらべる出発点になります。
同じ重さの雪を用意する
何をする:条件をそろえます。
どうやる:はかりで同じ重さの雪を量り、形ごとに分けます。
なぜ:重さをそろえないと、形のちがいなのか量のちがいなのかが分かりません。
形を作って並べる
何をする:くらべる形を作ります。
どうやる:容器を使って、丸・四角・平たい形を作り、同じ場所に皿ごと並べます。置いた時刻と気温を記録します。
なぜ:同じ場所に並べると、日ざしや風の条件がそろいます。
時間ごとに記録する
何をする:とけ方の変化を追います。
どうやる:30分ごとなど間かくを決めて写真をとり、皿にたまった水をすてる前に、残った雪の重さを量ります。
なぜ:重さで記録すると、とけた量を数字でくらべられます。
場所を変えてくらべる
何をする:日ざしの影響を見ます。
どうやる:同じ形を日なたと日かげに置き、同じ方法で記録します。
なぜ:形の影響と、置き場所の影響を分けて考えられます。
つまずきやすいポイント
⚠️ 雪の固め方がばらばらになる
なぜ:強く固めた雪と、ふんわりした雪では、とけ方がちがいます。
対処:容器に入れて押す回数を決めるなど、固め方をそろえます。
⚠️ 置く場所で条件が変わってしまう
なぜ:少しの場所のちがいで、日ざしや風の当たり方が変わります。
対処:くらべる形は、となり合わせに並べて置きます。
⚠️ 屋根の下や、車の近くに置いてしまう
なぜ:屋根から雪が落ちてきたり、車が出入りしたりして危険です。
対処:家の人と相談して、安全で見通しのよい場所を選びます。
⚠️ 手が冷えすぎる
なぜ:雪を長くさわると、しもやけになることがあります。
対処:手袋をつけ、作業は短い時間で区切って、あいだに室内で温まります。
発展アイデア
まとめ方(発表・レポート)
模造紙1枚またはスライド5枚がおすすめです。
「予想」「実験の方法」「形ごとの重さの変化の表」「折れ線グラフ」「分かったこと」の順にまとめます。
タイトル例:
📺 参考動画
▶ 参考動画を検索よくある質問
Q雪の少ない地域でも実験できますか。
かき氷器でけずった氷や、冷凍庫で作った氷を使って、同じ実験ができます。本物の雪とはちがうことを、まとめに書き添えましょう。
Q何時ごろに実験するとよいですか。
日ざしの強さや気温は時刻で変わるので、すべての形を同じ時刻に置いて始めることが大切です。始めた時刻と終わった時刻を記録しておきましょう。
自由研究の先へ — お子さまの今に合う場所を選んでください。