🎍 季節・行事
冬の日照時間を、日本のいくつかの都市で気象データから集め、地域による差を表とグラフでくらべる学習です。
日照時間は、地面に日ざしが一定以上の強さで当たっていた時間のことです。日の出から日の入りまでの「昼の長さ」とはちがい、雲で日ざしがさえぎられると、日照時間は短くなります。冬の日本では、日本海側で雪や雨の日が多く、太平洋側で晴れの日が多いといわれています。そのため、同じ冬でも、地域によって日照時間に大きな差が出ると考えられます。実際にどれくらいちがうのかを、気象データで確かめます。
必要なもの
| 材料 | メモ |
|---|---|
| 気象データを調べられる機器 | 家の人のパソコンなど |
| 方眼紙かグラフ用紙 | |
| 日本地図 | 白地図 |
| ノートと筆記用具・電卓 |
手順
予想を書く
何をする:今の知識を残します。
どうやる:選んだ都市のうち、冬の日照時間がいちばん長いのと短いのはどこかを予想して書いておきます。
なぜ:データとくらべる出発点になります。
くらべる都市を選ぶ
何をする:くらべる相手を決めます。
どうやる:日本海側と太平洋側から、同じくらいの緯度の都市を2つずつ選び、自分の住む地域も加えます。
なぜ:緯度をそろえると、昼の長さのちがいより天気のちがいを見やすくなります。
月ごとの日照時間を集める
何をする:数字を集めます。
どうやる:過去の気象データで、12月・1月・2月の月ごとの日照時間を都市ごとに調べ、表にします。何年のデータかも書きます。
なぜ:同じ月でくらべると、地域の差がはっきりします。
昼の長さとくらべる
何をする:日照時間の意味を確かめます。
どうやる:暦の資料で日の出・日の入りの時刻を調べて昼の長さを計算し、日照時間と並べます。
なぜ:昼の長さのうち、どれくらい日が当たっていたかが分かります。
グラフと地図にまとめる
何をする:結果を見える形にします。
どうやる:都市ごとの日照時間を棒グラフにし、白地図の上に数字を書きこみます。
なぜ:地図と重ねると、地域の差と地形の関係を考えられます。
つまずきやすいポイント
⚠️ 日照時間と昼の長さを同じだと考えてしまう
なぜ:日照時間は、日ざしが実際に当たっていた時間です。
対処:用語の意味を最初に書き、2つの数字を別の列に分けて記録します。
⚠️ 1年分のデータだけで決めてしまう
なぜ:その年だけ天気が特別だったということがあります。
対処:できれば数年分か、平年の値もあわせて調べ、どのデータかを書きます。
⚠️ 単位や月をまちがえる
なぜ:データには、日ごとの値と月ごとの値があります。
対処:表の見出しに「月の合計」「時間」などの単位を必ず書きます。
⚠️ 出典を書き忘れる
なぜ:数字は、どの観測所の、何年のデータかが大切です。
対処:表の下に、観測所の名前と、何年何月のデータかを書きます。
発展アイデア
まとめ方(発表・レポート)
模造紙1枚またはスライド5枚がおすすめです。
「予想」「日照時間とは」「都市ごとの表」「棒グラフと地図」「分かったこと」の順にまとめます。
タイトル例:
📺 参考動画
▶ 参考動画を検索よくある質問
Qどの都市を選ぶとくらべやすいですか。
日本海側と太平洋側で、緯度が近い都市を組にすると、天気のちがいが見えやすくなります。自分の住む地域や、親せきが住む地域を入れるのもよい方法です。
Q雪の日は、日照時間はどうなりますか。
雲におおわれて日ざしがさえぎられるため、日照時間は短くなります。雪の日数と日照時間を並べて、関係を確かめてみましょう。
自由研究の先へ — お子さまの今に合う場所を選んでください。