🎍 季節・行事
年の暮れにお世話になった人へ贈り物をする「お歳暮」の由来と、贈る時期の地域差を調べる学習です。
「歳暮」は、もともと年の暮れ、つまり年末を表す言葉です。年末に、一年お世話になった人へ感謝の気持ちをこめて贈り物をする習わしを、お歳暮と呼ぶようになりました。その始まりについては、お正月にご先祖様の霊をまつるための供え物を、よその家に嫁いだ人や分家の人たちが親元や本家へ持ち寄った習わしから来ているという説明があります。贈る時期は、東日本では11月下旬ごろから、西日本では12月13日ごろから、どちらもおよそ12月20日ごろまでとされることが多いですが、地域によって始まりの時期がちがうと紹介されています。
必要なもの
| 材料 | メモ |
|---|---|
| ノートと筆記用具 | |
| 年中行事の資料 | |
| 家族や親せきに聞くための質問メモ | |
| 日本地図 | 白地図 |
手順
予想を書く
何をする:今の知識を残します。
どうやる:お歳暮はだれに、何のために、いつ贈るものだと思うかを書いておきます。
なぜ:資料とくらべる出発点になります。
言葉の意味を調べる
何をする:「歳暮」の意味を確かめます。
どうやる:「歳暮」「年の暮れ」「お中元」などの言葉の意味を、資料で調べて書き出します。
なぜ:言葉の意味から、行事の中身が見えてきます。
由来の説明を集める
何をする:説明を資料ごとに書き写します。
どうやる:お歳暮の始まりについて書かれている説明を、資料名といっしょに1つずつメモします。
なぜ:資料ごとに分けると、説明のちがいと共通点が分かります。
贈る時期を聞き取る
何をする:地域のちがいを集めます。
どうやる:家族や親せきに、お歳暮をいつごろ贈るか、どこに住んでいるかを聞き、表にします。
なぜ:住んでいる地域ごとに並べると、時期のちがいが見えてきます。
地図と表にまとめる
何をする:成果を1枚にします。
どうやる:聞き取った時期と資料で調べた地域の時期を、白地図に書きこみ、由来の説明と並べます。
なぜ:由来と地域差を一目で伝えられます。
つまずきやすいポイント
⚠️ お中元とお歳暮を混ぜてしまう
なぜ:お中元は夏、お歳暮は年末の贈り物で、時期と由来がちがいます。
対処:表を分けて、それぞれの時期と由来を書きます。
⚠️ 少ない聞き取りを全国の話にしてしまう
なぜ:数人に聞いた結果は、地域全体の決まりではありません。
対処:「家族と親せき何人に聞いた結果」と、人数と範囲を書きます。
⚠️ 贈り物の値段や相手の名前を書いてしまう
なぜ:家の中の大切な情報で、発表にのせるものではありません。
対処:聞き取りでは時期と習わしだけを記録し、相手は「親せき」「近所の人」などと書きます。
⚠️ 出典を書き忘れる
なぜ:由来の説明は資料によってちがいます。
対処:説明を1つ書くたびに、資料名を書きとめます。
発展アイデア
まとめ方(発表・レポート)
模造紙1枚またはスライド5枚がおすすめです。
「予想」「歳暮という言葉」「由来の説明」「贈る時期の聞き取り」「時期の地図」の順にまとめます。
タイトル例:
📺 参考動画
▶ 参考動画を検索よくある質問
Qお歳暮の時期を過ぎたら、どうするのですか。
年が明けてからは「お年賀」、松の内を過ぎたら「寒中見舞い」として贈る、という形が紹介されています。家の人にも、どうしているかを聞いてみましょう。
Qお歳暮には、何を贈るものですか。
決まったものはありません。昔は年越しや正月の食べ物が多かったと説明されています。資料で、贈り物の中身の移り変わりを調べるのもおもしろいテーマです。
自由研究の先へ — お子さまの今に合う場所を選んでください。