🎍 季節・行事
ふったばかりの雪と、時間がたった雪を同じ容器にすくって重さを量り、雪の重さがどう変わるかをくらべる実験です。
ふったばかりの雪は、雪の結晶のあいだにたくさんのすき間があり、とても軽いといわれています。つもった雪は、日がたつにつれて自分の重さでおしちぢめられたり、とけて再び凍ったりして、すき間が減り、同じ量でも重くなっていきます。新雪はすき間が多いため、同じ体積の水よりもずっと軽いとされています。屋根につもった雪は、量が多いと大変な重さになるため、雪下ろしの注意が呼びかけられています。
必要なもの
| 材料 | メモ |
|---|---|
| 大きさの分かる容器 | 牛乳パックを切ったものなど |
| キッチンスケール | はかり |
| スコップ・手袋・長ぐつ | |
| 温度計 | |
| 記録用紙と筆記用具・カメラ |
手順
予想を書く
何をする:今の知識を残します。
どうやる:容器1杯の雪と、同じ容器1杯の水では、どちらがどれくらい重いと思うかを書いておきます。
なぜ:量った結果とくらべる出発点になります。
容器の体積と水の重さを確かめる
何をする:くらべる基準を作ります。
どうやる:容器の内側の縦・横・高さを測って体積を計算し、同じ容器に水を入れて重さを量ります。
なぜ:水の重さを基準にすると、雪の重さを割合でくらべられます。
新雪をすくって量る
何をする:ふったばかりの雪の重さを知ります。
どうやる:雪がふりやんだあとに、平らな場所の表面の雪を、押しつけずに容器いっぱいにすくい、上を平らにして重さを量ります。
なぜ:押しつけずにすくうと、ふったままの雪の重さに近くなります。
日数がたった雪も量る
何をする:変化をくらべます。
どうやる:同じ場所の雪を、1日後・3日後など間かくを決めて同じ方法で量り、気温と天気も記録します。
なぜ:日数と気温を並べると、雪が重くなる条件を考えられます。
表とグラフにまとめる
何をする:結果を見える形にします。
どうやる:雪の重さを、水の重さの何割かで表し、日数ごとの棒グラフにします。
なぜ:割合で表すと、容器の大きさがちがう人の結果ともくらべやすくなります。
つまずきやすいポイント
⚠️ 雪を押しこんで量ってしまう
なぜ:押しこむと、すき間が減って重くなり、ふったままの雪の重さとちがってしまいます。
対処:すくい方を決めて、毎回同じ方法で量ります。
⚠️ 雪がとけてから量ってしまう
なぜ:室内に持ちこむと、雪はすぐにとけ始めます。
対処:はかりを玄関など寒い場所に置くか、すくってすぐに量ります。
⚠️ 屋根や高い所の雪を取ろうとしてしまう
なぜ:屋根からの落雪や、すべって落ちる事故が起きることがあります。
対処:雪は地面の平らな場所だけで取ります。屋根の雪には近づかず、軒下からはなれます。
⚠️ 手や足が冷えすぎる
なぜ:雪にふれる作業を続けると、しもやけになることがあります。
対処:手袋と長ぐつを使い、作業は短い時間で区切ります。
発展アイデア
まとめ方(発表・レポート)
模造紙1枚またはスライド5枚がおすすめです。
「予想」「量り方」「雪の重さの表」「水とくらべたグラフ」「分かったこと」の順にまとめます。
タイトル例:
📺 参考動画
▶ 参考動画を検索よくある質問
Q雪の少ない地域では、どうすればよいですか。
かき氷器でけずった氷や、冷凍庫の霜を使って、すき間の多い氷の重さを量る方法があります。本物の雪とはちがうことを、まとめに書き添えましょう。
Q雪の重さは、どうして日によってちがうのですか。
ふったときの気温や、つもってからの日数、とけて再び凍ったかどうかで、雪のすき間の量が変わるためだと説明されています。記録した気温と重さを並べて考えてみましょう。
自由研究の先へ — お子さまの今に合う場所を選んでください。