🎍 季節・行事
細く切った大根を冬の風と日ざしで干し、毎日重さを量って、水分がぬけていく様子を数字で確かめる実験です。
切り干し大根は、大根を細く切って干した乾物です。干すことで水分がぬけ、長く保存できるようになります。冬は空気が乾きやすく、晴れた日の多い地域では、干し野菜作りに向いた季節だといわれています。大根はほとんどが水でできているため、干すと重さが大きく減ります。どれくらい減るのか、どんな天気の日によく減るのかを、自分で量って確かめます。
必要なもの
| 材料 | メモ |
|---|---|
| 大根 | 少しの量でよい |
| 包丁とまな板 | 家の人が使う |
| ざるか干しあみ | |
| キッチンスケール | はかり |
| 記録用紙と筆記用具・カメラ |
手順
予想を書く
何をする:今の知識を残します。
どうやる:干すと重さがどれくらいになるか、何日で乾くかを予想して書いておきます。
なぜ:記録とくらべると、思っていたより水が多いことなどに気づけます。
大根を切って重さを量る
何をする:はじめの重さを記録します。
どうやる:家の人に大根を細く切ってもらい、ざるにのせる前に全体の重さを量ります。
なぜ:はじめの重さが基準になり、あとで減った割合を計算できます。
干す場所を決めて並べる
何をする:条件をそろえます。
どうやる:日当たりと風通しのよい場所に、大根が重ならないように広げます。夜や雨の日は室内に取りこみます。
なぜ:重なると乾きにくく、場所によって乾き方がばらつきます。
毎日同じ時刻に量る
何をする:変化を数字にします。
どうやる:毎日決まった時刻に重さを量り、天気・気温・見た目(色・手ざわり)を記録します。
なぜ:天気と重さを並べると、よく乾いた日の条件が分かります。
グラフにして割合を計算する
何をする:変化を見える形にします。
どうやる:日ごとの重さを折れ線グラフにし、はじめの重さの何割になったかを計算します。
なぜ:割合で表すと、ほかの人の実験ともくらべやすくなります。
つまずきやすいポイント
⚠️ 量る時刻がばらばらになる
なぜ:1日のうちでも、干している時間が長いほど重さが減ります。
対処:量る時刻を決め、毎日同じ時刻に量ります。
⚠️ はかりの上で大根がこぼれる
なぜ:乾くと細く軽くなり、こぼれやすくなります。
対処:重さを量った皿の上で量るか、皿の重さを先に引いてから量ります。
⚠️ 包丁を自分だけで使ってしまう
なぜ:大根はかたく、切るときに力がいります。
対処:切る作業は家の人が行うか、家の人がそばにいるときだけ手伝います。
⚠️ 乾いたものをそのまま食べてしまう
なぜ:乾くまでに、ほこりやカビがつくことがあります。
対処:食べるかどうかは家の人が決めます。食べるときは、よく洗ってもどし、火を通します。
発展アイデア
まとめ方(発表・レポート)
模造紙1枚またはスライド5枚がおすすめです。
「予想」「干し方」「重さの表とグラフ」「天気との関係」「分かったこと」の順にまとめます。
タイトル例:
📺 参考動画
▶ 参考動画を検索よくある質問
Q何日くらい干すと、切り干し大根になりますか。
天気や切り方によってちがいます。毎日重さを量り、重さがほとんど変わらなくなった日を「乾いた日」として記録するとよいでしょう。
Q雪の多い地域でも実験できますか。
できます。外に干せない日は、日の当たる窓辺など室内で干し、干した場所を記録に書き添えましょう。場所のちがいも研究の材料になります。
自由研究の先へ — お子さまの今に合う場所を選んでください。