🎍 季節・行事
しぶい柿が、干すことで甘く食べられるようになる仕組みを資料で調べ、干している柿の重さと見た目の変化を記録する学習です。
干し柿には、そのまま食べるとしぶい「渋柿」が使われます。渋さのもとは、柿にふくまれるタンニンという成分です。タンニンが口の中でとけると、しぶく感じます。柿を干していくと、このタンニンが水にとけない形に変わり、しぶさを感じなくなると説明されています。また、水分がぬけて、もともと柿にふくまれていた糖が濃くなるため、甘さを強く感じるようになります。干し柿の表面に出る白い粉は「柿霜(しそう)」と呼ばれ、糖が表に出てきたものだと紹介されています。
必要なもの
| 材料 | メモ |
|---|---|
| 家で干している干し柿(家の人が作るもの)か、干し柿作りの資料 | |
| キッチンスケール | はかり |
| 記録用紙と筆記用具・カメラ | |
| ものさし |
手順
予想を書く
何をする:今の知識を残します。
どうやる:干し柿はなぜ甘いのか、干すと重さはどうなるかを書いておきます。
なぜ:記録や資料とくらべる出発点になります。
渋柿と甘柿のちがいを調べる
何をする:材料のとくちょうを知ります。
どうやる:資料で、渋柿と甘柿のちがい、しぶさのもとになる成分について書かれていることを書き写します。
なぜ:なぜ干し柿に渋柿を使うのかが分かります。
干す前の重さを量る
何をする:変化をくらべる基準を作ります。
どうやる:家の人が皮をむいた柿の重さを1個ずつ量り、番号をつけて記録します。
なぜ:はじめの重さがあると、どれだけ軽くなったかを計算できます。
決まった日ごとに記録する
何をする:変化を数字と写真で残します。
どうやる:3日ごとなど間かくを決めて、重さ・大きさ・色・かたさを記録し、写真をとります。
なぜ:日ごとに並べると、変化が速い時期とゆっくりな時期が分かります。
仕組みと記録をまとめる
何をする:成果を1枚にします。
どうやる:重さの変化をグラフにし、資料で調べた「しぶさが消える仕組み」と並べて書きます。
なぜ:記録と仕組みを並べると、甘くなる理由を筋道立てて説明できます。
つまずきやすいポイント
⚠️ 「干すと糖がふえる」と書いてしまう
なぜ:甘く感じる大きな理由は、しぶさが感じられなくなることと、水分がぬけて糖が濃くなることだと説明されています。
対処:資料の説明を確かめ、「ふえる」か「濃くなる」かを書き分けます。
⚠️ 包丁を自分だけで使ってしまう
なぜ:柿の皮むきには、包丁やピーラーを使います。
対処:皮むきは家の人が行うか、家の人がそばにいるときだけ手伝います。
⚠️ カビが生えたものを食べてしまう
なぜ:雨や湿気の多い日が続くと、カビが生えることがあります。
対処:食べる前に、必ず家の人に見てもらいます。カビを見つけたら写真に記録します。
⚠️ 出典を書き忘れる
なぜ:仕組みの説明は、どの資料にもとづくかが大切です。
対処:説明を1つ書くたびに、資料名を書きとめます。
発展アイデア
まとめ方(発表・レポート)
模造紙1枚またはスライド5枚がおすすめです。
「予想」「渋柿と甘柿」「重さの変化のグラフ」「写真で見る変化」「甘くなる仕組み」の順にまとめます。
タイトル例:
📺 参考動画
▶ 参考動画を検索よくある質問
Q甘柿を干しても、干し柿になりますか。
干すことはできますが、干し柿には昔から渋柿が使われてきたと紹介されています。なぜ渋柿が選ばれるのかを、資料で調べてみましょう。
Q資料だけで干し柿を調べることもできますか。
できます。資料や写真で、干す前と後の様子をくらべる研究にできます。重さの変化の例は、資料で見つけた数字を出典といっしょに使いましょう。
自由研究の先へ — お子さまの今に合う場所を選んでください。