🎍 季節・行事
北の国から日本へ冬を過ごしにやってくる冬鳥を、近くの池や川で観察し、種類と数を記録する学習です。
季節によってすむ場所を移す鳥を渡り鳥といいます。そのうち、秋に北の地域から日本へやってきて冬を過ごし、春に北へ帰っていく鳥を冬鳥と呼びます。ハクチョウのなかまや、マガモ・オナガガモなどのカモのなかま、ツグミやジョウビタキなどが、冬鳥としてよく知られています。カモのなかまは、日本へやってくるのは9月から10月ごろ、北へ帰るのは4月から5月ごろと紹介されていますが、種類や場所によってちがいます。国では、冬にガンやカモのなかまの数を全国で数える調査が行われています。
必要なもの
| 材料 | メモ |
|---|---|
| 双眼鏡 | あれば |
| 鳥の図鑑か資料 | |
| 記録用紙と筆記用具・時計 | |
| 暖かい服と手袋 |
手順
予想を書く
何をする:今の知識を残します。
どうやる:冬に見られる鳥の名前と、どこから来ると思うかを書いておきます。
なぜ:観察や資料とくらべる出発点になります。
観察場所と時刻を決める
何をする:記録の条件をそろえます。
どうやる:家の人と、安全に水辺を見わたせる場所を選び、観察する曜日と時刻を決めます。
なぜ:同じ場所・同じ時刻で見ると、日による変化をくらべられます。
種類を見分けて数える
何をする:種類ごとの数を記録します。
どうやる:図鑑で見分けながら、種類ごとに「正」の字で数えます。見分けられない鳥は、色や大きさをメモしておきます。
なぜ:種類ごとに数えると、多い鳥と少ない鳥がはっきりします。
何回か続けて記録する
何をする:変化を集めます。
どうやる:週に1回など、決めた間かくで同じ観察を続けます。
なぜ:数がふえる時期、へる時期を読み取れます。
資料とくらべてまとめる
何をする:自分の記録を資料と重ねます。
どうやる:観察した鳥が、どこから来て、いつ帰る鳥なのかを資料で調べ、表に書き添えます。
なぜ:自分の観察と資料を並べると、渡りの大きな流れが見えてきます。
つまずきやすいポイント
⚠️ 鳥に近づきすぎてしまう
なぜ:鳥がおどろいて飛び立つと、休んでいる鳥の体力をうばってしまいます。
対処:はなれた場所から観察し、双眼鏡で見ます。大きな声を出さないようにします。
⚠️ えさをあげてしまう
なぜ:鳥の病気が広がるのを防ぐため、えさやりをひかえるよう呼びかけている地域があります。
対処:えさはあげず、観察だけにします。地域の案内に従います。
⚠️ 弱った鳥や死んだ鳥にさわってしまう
なぜ:鳥が病気を持っていることがあります。
対処:見つけても手でさわらず、家の人に知らせます。家の人が市区町村などに相談します。
⚠️ 水辺で足をすべらせる
なぜ:冬の水辺は、霜や氷ですべりやすくなっています。
対処:観察は家の人といっしょに行い、柵の内側など安全な場所から見ます。
発展アイデア
まとめ方(発表・レポート)
模造紙1枚またはスライド5枚がおすすめです。
「予想」「観察場所と方法」「種類ごとの数の表」「日ごとの変化のグラフ」「資料で分かったこと」の順にまとめます。
タイトル例:
📺 参考動画
▶ 参考動画を検索よくある質問
Q目だけで観察することもできますか。
できます。はじめは、鳥の大きさや色、泳ぎ方などを目で見て記録しましょう。見分けにくい鳥は、とくちょうをメモしておき、あとで図鑑で調べます。
Q冬鳥は、なぜ寒い季節に日本へ来るのですか。
冬鳥は、夏のあいだシベリアなどで子育てをし、寒い冬を日本などで過ごすと説明されています。どの鳥がどこから来るのかを、資料で調べてみましょう。
自由研究の先へ — お子さまの今に合う場所を選んでください。