🎍 季節・行事
冬の山の木を白くおおう樹氷と、そのなかまの霧氷が、どんな条件でできるのかを資料と写真で調べる学習です。
霧氷は、氷点下の空気の中で、霧のつぶや水蒸気が木の枝などについて凍ったものをまとめた呼び名です。霧氷はでき方や見た目によって、樹氷・粗氷・樹霜などに分けて説明されています。樹氷は、0℃より低くても凍らずにいる霧のつぶ(過冷却の水てき)が、風に運ばれて枝にぶつかり、その場で凍ってできます。風上に向かってのびるため、えびのしっぽのような形になることがあります。山形県と宮城県にまたがる蔵王などでは、この樹氷に雪がついて、木がすっぽりおおわれた大きな姿が見られることで知られています。
必要なもの
| 材料 | メモ |
|---|---|
| 樹氷・霧氷の写真がのった資料 | |
| ノートと筆記用具 | |
| 色えんぴつ | |
| 画用紙か模造紙 |
手順
予想を書く
何をする:今の知識を残します。
どうやる:樹氷は何がどうなってできると思うかを、絵と言葉で書いておきます。
なぜ:調べたあとにくらべると、どこがちがっていたかが分かります。
用語を整理する
何をする:言葉の関係をはっきりさせます。
どうやる:「霧氷」「樹氷」「粗氷」「樹霜」「霜」の意味を、資料の説明をもとに1行ずつ書き、なかま分けの図にします。
なぜ:霧氷が大きななかまで、樹氷がその一つだと分かります。
できる条件を書き出す
何をする:必要な条件を集めます。
どうやる:資料から、気温・風・霧(水てき)について書かれていることを表に書き写します。
なぜ:条件を並べると、樹氷が見られる場所が限られる理由を考えられます。
写真で形を観察する
何をする:形のとくちょうを確かめます。
どうやる:写真を見て、氷がのびている向きをスケッチし、風がどちらから吹いていたかを考えます。
なぜ:形から、できたときの風の向きを読み取れます。
でき方を図にまとめる
何をする:成果を1枚にします。
どうやる:霧のつぶが風に運ばれ、枝にぶつかって凍り、少しずつのびていく流れを、順番の図にかきます。
なぜ:図にすると、言葉だけより仕組みが伝わりやすくなります。
つまずきやすいポイント
⚠️ 樹氷を「雪がついた木」と同じだと考えてしまう
なぜ:樹氷は、霧のつぶが凍りついてできる氷で、つもった雪とはでき方がちがいます。
対処:資料で、氷ができる材料が「霧」なのか「雪」なのかを確かめて書き分けます。
⚠️ 霜と霧氷を混ぜてしまう
なぜ:霜は、主に地面や地面近くの物に、空気中の水蒸気が直接氷になってつくものとして説明されています。
対処:どこに、何がもとになってできるのかを表に並べてくらべます。
⚠️ 冬山に見に行こうとしてしまう
なぜ:冬山は天気が急に変わり、とても危険です。
対処:実物を見るときは、観光のための施設などを家の人と利用し、案内に従います。
⚠️ 出典を書き忘れる
なぜ:用語の分け方は、資料によって書き方がちがうことがあります。
対処:用語を1つ書くたびに、資料名を書きとめます。
発展アイデア
まとめ方(発表・レポート)
模造紙1枚またはスライド5枚がおすすめです。
「予想」「霧氷のなかま分け」「できる条件の表」「でき方の図」「出典」の順にまとめます。
タイトル例:
📺 参考動画
▶ 参考動画を検索よくある質問
Q家の近くでも霧氷は見られますか。
冷えこんだ朝に、霧が出た場所の木や草で見られることがあります。見つけたら、日時と場所、気温をメモして写真に残しましょう。
Q樹氷は、一年のうちいつごろ見られますか。
寒さの厳しい冬のあいだに見られます。見ごろの時期は場所によってちがうので、地域の案内で確かめましょう。
自由研究の先へ — お子さまの今に合う場所を選んでください。