🎍 季節・行事
冬の夜空に流れるふたご座流星群を、時間を区切って数え、流れた数と空の条件の関係を記録する観察です。
ふたご座流星群は、毎年12月14日ごろに活動がいちばん活発になる流星群で、たくさんの流れ星が見られることで知られています。流れ星は、宇宙にただよう小さなちりが地球の大気に飛びこみ、光って見えるものです。ふたご座流星群のもとになるちりは、小惑星フェートン(3200 Phaethon)が残したものと考えられています。流星群の名前は、流れ星が飛び出してくるように見える中心(放射点)が、ふたご座のあたりにあることからついています。見える数は、月の明るさや空の暗さ、観察する時刻によって大きく変わります。
必要なもの
| 材料 | メモ |
|---|---|
| 暖かい服・手袋・帽子・毛布 | |
| レジャーシートか寝転べるいす | |
| 時計(光が弱いもの)と記録用紙・筆記用具 | |
| 赤いセロハンをかぶせた懐中電灯 | |
| 星座早見盤 |
手順
見ごろを調べる
何をする:観察の日と時刻を決めます。
どうやる:国の天文台の案内で、その年の極大の日時と月の条件を確かめ、家の人と観察する日を決めます。
なぜ:月が明るい夜や、放射点が低い時刻は、数が少なくなります。
観察場所を選ぶ
何をする:見やすい場所を確保します。
どうやる:街灯が少なく、空が広く見える安全な場所を、昼のうちに家の人と下見します。
なぜ:明るい光があると、暗い流れ星が見えにくくなります。
目を暗さに慣らす
何をする:見える星を増やします。
どうやる:観察場所に着いたら、明るい画面を見ずに、15分ほど空をながめます。
なぜ:目が暗さに慣れると、暗い流れ星まで見えるようになります。
時間を区切って数える
何をする:数えられる形で記録します。
どうやる:15分ごとに区切り、その間に見えた流れ星の数を「正」の字で記録します。明るさや流れた方向もメモします。
なぜ:時間をそろえると、時刻ごとの数をくらべられます。
表とグラフにまとめる
何をする:変化を見ます。
どうやる:時刻ごとの数を棒グラフにし、雲の量や月の位置も書き添えます。
なぜ:空の条件と数を並べると、数が変わった理由を考えられます。
つまずきやすいポイント
⚠️ 放射点のあたりだけを見てしまう
なぜ:流れ星は放射点から飛び出すように、空のあちこちに流れます。
対処:空の広い範囲をぼんやりとながめるようにします。
⚠️ 自分の数を全国の数と同じだと考えてしまう
なぜ:見える数は、場所の明るさや天気で大きく変わります。
対処:「どこで、何時から何時まで観察した数か」を必ず書きます。
⚠️ 体が冷えてしまう
なぜ:冬の夜は、じっとしていると急に体が冷えます。
対処:重ね着と毛布を用意し、寒さを感じたら観察をやめて室内にもどります。
⚠️ ひとりで夜に出かけてしまう
なぜ:夜の暗い場所は、足元が見えにくく危険です。
対処:観察は必ず家の人といっしょに行い、終わる時刻を先に決めておきます。
発展アイデア
まとめ方(発表・レポート)
模造紙1枚またはスライド5枚がおすすめです。
「観察の日時と場所」「空の条件」「時刻ごとの数の表」「棒グラフ」「分かったこと」の順にまとめます。
タイトル例:
📺 参考動画
▶ 参考動画を検索よくある質問
Q望遠鏡や双眼鏡は必要ですか。
必要ありません。流れ星は空の広い範囲に現れるので、目で空全体をながめるのがいちばん見つけやすい方法です。
Q何時ごろに見るのがよいですか。
放射点が高くのぼる夜ふけのほうが、数が多くなるとされています。その年の見ごろの時刻を案内で確かめ、無理のない時間を家の人と決めましょう。
自由研究の先へ — お子さまの今に合う場所を選んでください。