🎍 季節・行事
春の七草の名前と姿を一つずつ確かめ、七草がゆを食べる日にこめられた願いを資料で調べる学習です。
春の七草は、せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろの七つです。すずなはかぶ、すずしろは大根のことだと説明されています。この七草を入れたかゆを、1月7日の朝に食べる習わしがあります。1月7日は五節句の一つ「人日の節句」にあたり、中国から伝わった風習が日本に伝わって平安時代に七種の穀物のかゆとなり、のちに古くからある「若草摘み」の風習と結びついて、今の七草がゆになったと説明されています。
必要なもの
| 材料 | メモ |
|---|---|
| ノートと筆記用具 | |
| 七草の写真がのった図鑑や資料 | 七草のセットを買う家は、その実物 |
| 虫めがね | 実物を観察するとき |
| 画用紙か模造紙 |
手順
予想を書く
何をする:今の知識を残します。
どうやる:七草の名前をいくつ言えるか、なぜ食べるのかを、調べる前に書いておきます。
なぜ:調べたあとにくらべると、何を新しく知ったかがはっきりします。
七草の名前と姿を表にする
何をする:七つを一覧にします。
どうやる:古い呼び名・今の呼び名・どんな植物か(葉の形・どこに生えるか)を、七草ごとに1行で書きます。
なぜ:昔の名前と今の名前を並べると、身近な野菜がふくまれていることに気づけます。
実物か写真を観察する
何をする:葉の形をくらべます。
どうやる:七草のセットか図鑑の写真を見て、葉の形・根の形をスケッチします。
なぜ:絵にかくと、似ている草の見分け方が身につきます。
食べる日の由来を集める
何をする:説明を資料ごとに書き写します。
どうやる:人日の節句、若菜つみ、一年の健康を願う意味など、資料に書かれている説明を1つずつメモし、資料名を書き添えます。
なぜ:資料ごとに分けると、どの説明がどこに書かれているかが分かります。
家の食べ方を聞き取る
何をする:家ごとのちがいを集めます。
どうやる:家族や親せきに、七草がゆを食べるか、何を入れるか、いつ食べるかを聞きます。
なぜ:地域や家によって、入れる具や呼び方が変わることがあります。
つまずきやすいポイント
⚠️ 春の七草と秋の七草を混ぜてしまう
なぜ:秋の七草は食べるためではなく、ながめて楽しむ草花として知られ、顔ぶれがちがいます。
対処:見出しに「春の七草」と書き、表に入れる前に資料の見出しを確かめます。
⚠️ 「ほとけのざ」を今のホトケノザだと思ってしまう
なぜ:七草のほとけのざは、今ホトケノザと呼ばれる草とは別の草(キク科のコオニタビラコ)の古い呼び名だと説明されています。
対処:図鑑で、七草のほとけのざが今何と呼ばれているかを確かめて書きます。
⚠️ 野原の草を自分でつんで食べてしまう
なぜ:七草に似た姿の毒のある草があります。
対処:野外では観察と写真だけにします。食べる七草は、家の人が用意したものにします。
⚠️ 出典を書き忘れる
なぜ:由来の説明は資料によって書き方がちがいます。
対処:説明を1つ書くたびに、資料名をいっしょに書きとめます。
発展アイデア
まとめ方(発表・レポート)
模造紙1枚またはスライド5枚がおすすめです。
「予想」「七草の一覧表とスケッチ」「食べる日の由来」「家の聞き取り」「出典」の順にまとめます。
タイトル例:
📺 参考動画
▶ 参考動画を検索よくある質問
Q春の七草は、どうやって覚えるとよいですか。
五七五七七のリズムに合わせて、七つを続けて唱える覚え方が知られています。自分で声に出して、言いやすい区切りを見つけると覚えやすくなります。
Q七草の一部だけで作るときも、研究になりますか。
研究になります。手に入る野菜(かぶや大根)だけで作る家もあります。何を入れたか、なぜその具にしたかを記録すれば、立派な調べ学習になります。
自由研究の先へ — お子さまの今に合う場所を選んでください。