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鏡の枚数を増やすと、日光はどこまで温められるか

🔬 科学・実験

鏡の枚数を増やすと、日光はどこまで温められるか

🚀 小4〜6年生向け★★☆⏱ 準備20分 / 実施2〜3時間(晴れた日)

鏡で日光をはね返して1か所に集め、枚数を増やすと温度がどう変わるかを測ります。

鏡で日光をはね返して、壁に光の四角をつくって遊んだことはありませんか。あれは、光をはね返す実験そのものです。小学校の理科では「反射した日光を重ねることができること」を学びます。では、重ねると温度はどうなるのでしょう。1枚と2枚と3枚で、同じ場所の温度を測って比べれば、答えが数字で出ます。冬の低い日ざしでも、集めれば温度は上がります。

必要なもの

材料分量代替案
手鏡3枚以上同じ大きさのもの。割れにくいものが安全です
温度計1本デジタルのものが読みやすい
黒い紙1枚光を当てる的にする
段ボール1枚的を立てるための台
ものさし1本鏡と的のきょりを測る
タイマー1台当てる時間をそろえる
記録用紙1枚枚数と温度を書きこむ
カメラ1台光の重なりを写す

手順

1

予想を書く

何をする:鏡の枚数を増やすと、温度はどうなるかを予想します。

どうやる:「2枚なら2倍」「そこまでは上がらない」など、数字で予想します。

なぜ:数字で予想しておくと、結果とのちがいが考えるきっかけになります。

2

的を作る

何をする:段ボールに黒い紙をはり、日かげに立てます。

どうやる:温度計の先が黒い紙にふれるようにテープで留めます。的は日かげに置きます。

なぜ:的に直接日光が当たっていると、鏡のぶんなのか日光のぶんなのか分からなくなります。

3

1枚で当てる

何をする:鏡1枚で日光を的に当て、5分後の温度を測ります。

どうやる:鏡と的のきょりを1メートルに決めて、毎回同じにします。当てる前の温度も記録します。

なぜ:きょりが変わると光の広がりも変わってしまいます。

4

枚数を増やす

何をする:2枚、3枚と増やして、同じように5分ずつ測ります。

どうやる:どの鏡も同じ場所に重ねて当てます。当てるたびに的の温度が下がるのを待ってから次を始めます。

なぜ:前の熱が残っていると、増えたのが枚数のせいか分からなくなります。

5

グラフにする

何をする:枚数と温度の上がり方をグラフに書きます。

どうやる:横に枚数、たてに上がった温度をとります。点をつないでみます。

なぜ:まっすぐの線になるか、だんだんゆるくなるか。形そのものが結果です。

観察ポイント・記録の取り方

鏡の枚数当てる前5分後上がった温度
1枚
2枚
3枚

つまずきやすいポイント

⚠️ 光がうまく重ならない

なぜ:鏡の角度が少しずれるだけで、遠くでは大きくずれます。

対処:2人以上で、1人が的を見ながら声をかけて合わせます。

⚠️ 温度が上がらない

なぜ:的に日かげができているか、きょりが遠すぎます。

対処:きょりを50センチに縮めてもう一度試します。

⚠️ 途中で雲が出る

なぜ:日ざしの強さが変わると、比べられなくなります。

対処:よく晴れた日の同じ時間帯に、続けて行います。

⚠️ 温度計の先が的から浮いている

なぜ:空気の温度を測ってしまいます。

対処:テープで黒い紙にぴたりと留めます。

発展アイデア

  1. 鏡と的のきょりを50センチ・1メートル・2メートルと変えて、上がり方を比べる。
  2. 黒い紙と白い紙で的を作り、色による差を調べる。
  3. 朝・昼・夕方の同じ枚数で測り、日ざしの高さによるちがいを調べる。

安全上の注意

まとめ方(発表・レポート)

模造紙1枚またはスライド6枚がおすすめです。

「予想」「装置の写真」「枚数ごとの温度の表」「グラフ」「2倍にならなかった理由の考察」の順にまとめます。

光が重なっている写真を大きく入れると、何をしたのかがひと目で伝わります。

タイトル例:

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