🍳 食べ物・料理
同じ量の液体をゼラチンと寒天で固め、固まる温度・とける温度・食感のちがいを比べます。
ゼリーを固める材料には、ゼラチンと寒天があります。同じ「固める」でも、もとになるものがまったくちがいます。ゼラチンは動物の骨や皮にふくまれるコラーゲンから、寒天はテングサなどの海藻から作られます。そのため、固まる温度もとける温度もちがいます。ゼラチンで作ったゼリーは口の中の温度でとけますが、寒天のゼリーは室温に置いてもとけません。台所にある材料で、二つの性質のちがいをはっきり比べられます。
必要なもの
| 材料 | 分量 | 代替案 |
|---|---|---|
| 粉ゼラチン | 1袋 | 5g程度のもの |
| 粉寒天 | 1袋 | 4g程度のもの |
| 水またはジュース | 500mL | 色がついていると観察しやすい |
| 計量カップ | 1個 | 同じ量にそろえる |
| なべ | 1個 | 加熱に使う |
| 透明なカップ | 6個 | 同じ形のもの |
| 料理用温度計 | 1本 | 固まる温度をはかる |
| スプーン | 2本 | かたさをくらべる |
| はかり | 1台 | 粉の量を正確にはかる |
| 記録用紙 | 1枚 | 結果を書きこむ |
手順
袋の表示を書き写す
何をする:ゼラチンと寒天の袋に書かれた分量と温度を記録します。
どうやる:「水◯mLに対して◯g」「◯℃以上でとかす」という表示を、そのまま紙に書き写します。
なぜ:商品によって分量がちがいます。自分が使うものの数字を出発点にすると、結果を説明できます。
同じ量で2種類作る
何をする:液体の量をそろえて、ゼラチンと寒天のゼリーを作ります。
どうやる:袋の表示どおりに、それぞれ加熱してとかします。加熱は必ず大人といっしょに行います。
なぜ:液体の量がちがうと、かたさのちがいが材料のせいか量のせいか分からなくなります。
固まる温度をはかる
何をする:冷ましながら、固まり始める温度を記録します。
どうやる:カップに入れて室温に置き、温度計を差したまま、表面がゆれなくなった温度を読みます。
なぜ:固まる温度のちがいが、この二つのいちばん大きな差です。
冷蔵庫で固める
何をする:残りを冷蔵庫で完全に固めます。
どうやる:同じ棚に同じ時間置きます。ゼラチンは長めに時間がかかります。
なぜ:置き場所や時間がちがうと、かたさを公平に比べられません。
とける温度を比べる
何をする:固めたゼリーを室温に出して、どちらが先にくずれるかを見ます。
どうやる:同じ皿にならべて30分ごとに写真をとり、形の変化を記録します。
なぜ:室温でとけるかどうかが、二つを使い分ける理由になります。
観察ポイント・記録の取り方
| 調べたこと | ゼラチン | 寒天 |
| 原料 | ||
| 固まり始めた温度 | ||
| 室温30分後の形 | ||
| 食感 |
つまずきやすいポイント
⚠️ ゼラチンが固まらない
なぜ:生のパイナップルやキウイを入れると、酵素がゼラチンを分解します。
対処:生の果物は入れず、水かジュースで作ります。果物を使うなら缶づめにします。
⚠️ 寒天がだまになる
なぜ:とけきる温度まで加熱していません。
対処:袋の表示どおりの温度まで、混ぜながらしっかり加熱します。加熱は大人といっしょに行います。
⚠️ かたさが比べにくい
なぜ:カップの形や量がちがっています。
対処:同じ形のカップに、同じ高さまで入れます。
⚠️ 冷蔵庫で片方だけ固まらない
なぜ:ゼラチンは寒天より固まるのに時間がかかります。
対処:どちらも同じ時間置き、時間ごとの変化そのものを記録として残します。
発展アイデア
安全上の注意
まとめ方(発表・レポート)
模造紙1枚またはスライド5枚がおすすめです。
「二つの原料」「作り方」「固まる温度の表」「室温で置いた時間ごとの写真」「使い分けの考え」の順にまとめます。
室温に置いたゼリーの、時間ごとの写真がいちばん差の分かる資料になります。
タイトル例:
📺 参考動画
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