学校説明会で、見ておきたいこと
秋になると、進学先の学校説明会が集中します。数校まわると、どこも良く見えて違いが分からなくなります。
見る観点を決めておくと、比べられるようになります。
事前に、見る項目を決める
説明会に行く前に、確かめる項目を3〜5個決めます。家庭によって重視する点は違います。
すべてを見ようとすると、印象だけが残ります。項目を絞ると、学校ごとに比べられます。
子ども本人が見る項目も決める
親が見る項目と、子どもが見る項目は違ってかまいません。
子どもに「どこを見てくる?」と先に聞いておくと、当日の見方が変わります。ただ連れて行かれるのと、自分で見る目的があるのとでは、残るものが違います。
パンフレットに書いていないものを見る
配布資料には、進学実績や施設の写真が載っています。それは家でも読めます。
行かないと分からないのは次の点です。
説明を聞く時間より、移動や待ち時間に見えるもののほうが多いことがあります。
通学経路は、実際の時間帯で
説明会は休日に行われることが多く、電車やバスの混み具合が平日と違います。
可能なら、平日の登校時間帯に一度通ってみます。乗り換えの混雑、駅からの歩き、坂道。毎日のことなので、ここは実感が要ります。
質問は、具体的に聞く
質問の時間があれば、資料に載っていないことを聞きます。
漠然とした質問より、具体的なほうが答えも具体的になります。
帰り道に、その日のうちに話す
複数校まわると、記憶が混ざります。帰り道か、その日のうちに話します。
最後の点が大切です。設備や実績がよくても、本人が自分の姿を想像できない学校は続きにくいことがあります。
親の希望を先に言わない
説明会の直後に親が「ここがいいと思う」と言うと、子どもはそれに合わせて話すことがあります。
まず子どもの感想を聞き、そのあとに親の見方を伝えます。順番を変えるだけで、子どもの本音が出やすくなります。
親として考えたい問い
このページで伝えたいこと
説明会は、行く前に確かめる項目を3〜5個決めておくと比べられます。親が見る項目と、子どもが見る項目は違ってかまいません。
パンフレットで分かることではなく、在校生の様子や通学経路など、行かないと分からないものを見ます。通学は可能なら平日の登校時間帯に試します。
そして帰り道、親の意見より先に子どもの感想を聞きます。「ここに通う自分が想像できたか」が、いちばん大事な問いです。