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十九

故 事 成 語 ・ 十 九

あかりをえない二人ふたりが、それぞれべつひかりほんんだ。

いまのことば

苦労くろうして学問がくもんはげみ、成果せいかげること。

ことばの景色

蒙求もうぎゅう』という書物しょもつに、孫康そんこう映雪えいせつ車胤しゃいん聚蛍しゅけいというひとがあります。孫康そんこうゆきあかりで、車胤しゃいんあつめたほたるひかりしょんだ——というはなしです。車胤しゃいんのほうは『晋書しんじょ』にもつたえられています。

蒙求もうぎゅう』はとう時代じだいつくられた、文字もじ故事こじならべたほんで、日本にほんでもふるくからどものならいに使つかわれました。この寺子屋てらこやあつかっている『実語教じつごきょう』や『童子教どうじきょう』と、おなながれにあるほんです。

日本にほんでは、卒業そつぎょううたほたるひかり」のだいにもなりました。せんねん以上いじょうまえ中国ちゅうごく文字もじが、いまも三月さんがつ体育館たいいくかんうたわれているわけです。

考えてみよう

答えはひとつではありません。声に出して、外に出て、確かめながらどうぞ。

豆知識——ほたるがなぜひかるのかは、生物せいぶつあつかっています。ひか理由りゆうは、読書どくしょのためではありませんでした
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