💧 水分と体

冬こそ、水分をとりたい理由

水分補給は夏のもの、と思われがちです。しかし冬にも、体からは水分が出ていきます。しかも冬は、のどの渇きを感じにくいという特徴があります。気づかないうちに足りなくなるのが、冬の水分です。

冬も水分は失われている

体からは、汗をかいていなくても水分が出ていきます。息をするたびに、呼気には水分が含まれています。冬に息が白く見えるのは、その水分が冷やされて見えているものです。

つまり、白い息が見えるときは、それだけ水分が体から出ていることになります。皮膚からも、感じない程度の蒸発が続いています。

冬は、のどの渇きに気づきにくい

夏は汗をかくため、水分が減ったことが分かりやすく、のども渇きます。

冬は汗が目立たず、気温も低いため、渇きの感覚が起こりにくくなります。体は水分を必要としているのに、飲みたいと感じない。この差が、冬の水分不足につながります。

暖房の効いた部屋は空気が乾いており、体からの蒸発も増えます。それでも渇きを感じにくいという状態が続きます。

足りないと、集中しにくくなることがある

水分が不足すると、体のさまざまな働きに影響が出ることがあります。頭がぼんやりする、集中が続かない、といった変化を感じる人もいます。

勉強や仕事の途中で集中が切れたとき、休憩と一緒に水を飲むと切り替えになります。

一度に多くではなく、少しずつ

一度にたくさん飲んでも、体が使えるとは限りません。少量を、回数を分けてとるほうが体になじみます。

机の上にコップや水筒を置いておくと、意識しなくても手が伸びます。飲んだ量が見えるので、足りているかどうかも分かります。

温かい飲み物という選び方

冬に冷たい水を飲むのは、抵抗があるかもしれません。温かい飲み物であれば、体を冷やさずに水分をとれます。

白湯、麦茶、ほうじ茶などは、カフェインが少ないか含まれないため、夜でも選びやすくなります。

一方、コーヒーや紅茶、緑茶にはカフェインが含まれます。夕方以降に多くとると、寝つきに影響することがあります。時間帯で飲み物を変えるという方法があります。

食事からもとれる

水分は、飲み物だけからとるものではありません。汁物、鍋、おかゆ、果物などにも多く含まれます。

冬の食卓に汁物を一品加えると、それだけで水分が増えます。温かい食事は体温を上げることにもつながります。

使い方のヒント: 飲んだ量を1日だけ記録してみると、自分がどれくらいとっているかが分かります。多くの人は、思っていたより少ないことに気づきます。1日の記録だけでも、翌日からの意識が変わります。

🧒 子どもの学びに、どう活かす?

子どもは遊びや勉強に集中すると、飲むことを忘れがちです。冬は特に、自分から「のどが渇いた」と言わなくなります。

水筒を机の横に置く、食卓に汁物を一品足す。声をかけ続けるより、手の届くところに置くほうが続きます。自分の体の状態に気づく練習にもなります。

今日から試せる、3つのこと

  1. 机の上に水やお茶を置き、見える場所で少しずつ飲む
  2. 夕方以降は、カフェインの少ない飲み物を選ぶ
  3. 食事に汁物を一品加える

冬の水分不足は、渇きを感じにくいために起こります。感覚に頼らず、置き場所と習慣で補うのが確実です。

ご利用にあたって

本記事は一般的な情報の紹介であり、特定の効果を保証するものではありません。必要な水分量には個人差があり、持病や服薬の内容によって制限がある場合もあります。心配な場合は、自己判断せず医師など専門家にご相談ください。

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