急に運動量が増える時期
練習が始まると、それまでとは運動量が変わります。
体は、負荷に慣れるまでに時間がかかります。急に増えた状態が続くと、疲れが抜けなくなったり、痛みが出たりすることがあります。
これは体力がないからではなく、変化の急さによるものです。
睡眠を削らない
運動量が増えた時期は、体を回復させる時間が必要です。回復は主に睡眠中に行われます。
練習で疲れているのに宿題が終わらず、寝る時間が遅くなる。この状態が続くと、疲れが積み重なります。
この時期は、宿題の量や習い事の予定を一時的に調整する判断があってよいものです。
食事と水分
運動量が増えると、必要なエネルギーも増えます。
朝食を抜いて練習に参加すると、途中で力が出なくなったり、体調を崩したりすることがあります。
秋は汗をかいている感覚が薄れますが、運動すれば水分は失われます。喉が渇く前に飲む習慣をつけます。
ウォーミングアップとクールダウン
けがを防ぐには、体を動かす前の準備が要ります。
動かす前 軽く走る、関節を回す、体を大きく動かす。じっと止まったまま伸ばすストレッチより、動きながら温めるほうが向いているといわれます。
動かした後 ゆっくり伸ばすストレッチをします。使った部分を伸ばしておくと、翌日の張りが軽くなることがあります。
痛みが出たら休む
練習中に痛みが出たとき、「本番まで頑張る」と続けてしまうことがあります。
痛みは体からの合図です。無理に続けると、当日に出られなくなることもあります。
痛みがあるときは、その日の練習を控え、保護者や先生に伝えます。長引く場合は医療機関に相談します。
当日の朝
当日は、いつもどおりの朝食をとります。食べ慣れないものは、体に合わないことがあります。
前日に夜更かしをしないこと、当日の持ち物を前の晩に用意しておくことも、当日の体調に関わります。
🧒 子どもの学びに、どう活かす?
運動会の練習期間は、自分の体の状態に気づく練習にもなります。
「今日は疲れた」「ここが痛い」と言えることが大切です。我慢することが良いことだと思っていると、けがにつながります。
体の合図に気づいて、伝えて、休む。これは大人になっても必要な力です。
今日から試せる、3つのこと
- 練習期間は、宿題や習い事の予定を一時的に調整する
- 動かす前は動きながら温め、動かした後はゆっくり伸ばす
- 痛みが出たらその日は控え、保護者や先生に伝える
運動会前の不調は、体力の問題より、運動量が急に増えたことによるものです。睡眠と食事を確保することが、いちばんの準備になります。
ご利用にあたって
本記事は一般的な情報の紹介であり、特定の効果を保証するものではありません。体力や回復には個人差があります。痛みや不調が続く場合は、自己判断せず医師など専門家にご相談ください。