夏に落ちていた食欲が戻る
暑い時期は、食欲が落ちやすくなります。体温を保つ負担や、冷たいものを多くとることが関わります。
涼しくなると、この状態から戻ります。「秋に増えた」というより「夏に落ちていたものが戻った」という面があります。
気温が下がると、体温を保つエネルギーが要る
気温が下がると、体温を維持するために使うエネルギーが増えます。その分、食べる量が増えることは自然なことです。
これは体の働きとして理にかなっています。
日照時間の減少も関わるといわれる
日照時間が短くなると、気分に関わるホルモンのはたらきが変わるといわれます。これが食欲に影響する可能性が指摘されています。
はっきりしたことは分かっていない部分もありますが、季節と食欲に関係があることは、多くの人が経験しています。
実りの季節でもある
秋は、米、いも、栗、果物など、収穫されるものが多い季節です。
おいしいものが手に入りやすいという環境の要因も、食べる量に影響します。
無理に抑えなくてよい
食欲が増すこと自体は、季節の変化への自然な反応です。無理に抑えようとすると、かえって我慢の反動が出ることがあります。
気をつけるのは、量そのものより次の点です。
- 食べる時間帯(夜遅くに偏っていないか)
- 内容(同じものに偏っていないか)
- 食べ方(早食いになっていないか)
食べる時間帯を整える
夜遅い時間に多く食べると、翌朝の食欲が落ちます。すると朝食を抜き、その分を夜に食べる。この循環ができると、リズムが崩れます。
夕食から就寝までを2時間以上あけると、翌朝の食欲が戻りやすくなります。
よく噛む
早く食べると、満腹を感じる前に量が進みます。
一口の回数を意識する、一度箸を置く、といった方法があります。時間をかけて食べると、同じ量でも満足しやすくなります。
体を動かす機会が減る季節でもある
秋から冬にかけて、外で過ごす時間は減ります。食べる量が増える一方で、動く量が減ると、バランスが変わります。
意識して歩く時間を作る、階段を使うなど、日常の中で動く機会を増やします。
🧒 子どもの学びに、どう活かす?
成長期の子どもは、必要なエネルギー量が大人と違います。よく食べることは、成長に必要なことです。
大切なのは量を制限することではなく、時間帯と内容です。夕食が遅くなりすぎていないか、同じものに偏っていないかを見ます。
「秋は食欲が増す季節」と理由を知っていると、子ども自身が自分の体の変化を理解できます。
今日から試せる、3つのこと
- 夕食から就寝までを2時間以上あける
- 一口ごとに箸を置いて、時間をかけて食べる
- 動く量が減る季節なので、歩く時間を意識して作る
秋に食欲が増すのは自然なことです。量を無理に抑えるより、時間帯と内容を整えるほうが続きます。
ご利用にあたって
本記事は一般的な情報の紹介であり、特定の効果を保証するものではありません。必要な食事量には個人差があり、成長期は特に多くのエネルギーを必要とします。食事について不安がある場合は、医師や管理栄養士など専門家にご相談ください。