身近な大人にインタビューして、
仕事のリアルを聞いてみよう
お父さん・お母さん・おじいちゃん・おばあちゃん・先生・地域の大人など、身近な人に「仕事」について 15 の質問でインタビューし、AI 時代に残る価値を一緒に考えるワークシートです。
— このワークシートでわかること
👨👩👧 「リアルな仕事」を、身近な人の言葉で知る
テレビやネットで見る「仕事」は、表面の一部だけかもしれません。本当の仕事は、家族や身近な大人の毎日にあります。直接話を聞くことで、教科書には載らない「仕事のリアル」と「AI 時代にも残る大切な価値」が見えてきます。
STEP 1-2
相手を決めて、事前準備をする
STEP 3-4
15 の質問でインタビュー、プロフィールにまとめる
STEP 5-7
AI/人間の価値を考え、発表・ふりかえり
1
インタビューする相手を 1 人決めよう
💡 すぐ会える身近な人がおすすめ。お父さん・お母さんはもちろん、おじいちゃん・先生・近所の方など、いろんな世代に聞いてみるのもおもしろい!
2
事前準備 — 聞く前のマナーと約束
💡 インタビューは「相手の時間をもらう」もの。下の準備をしてから始めよう。
- ☐相手に「○分くらい時間ください」とお願いする
- ☐静かな場所と落ち着いた時間を選ぶ
- ☐メモかこのワークシートを用意する
- ☐聞きたいこと(15問)を先に目で読んでおく
- ☐最後に「ありがとうございました」を伝える
3
15 の質問でインタビューしよう
💡 全部を一気に聞かなくてもOK。気になった答えがあったら「もっと聞かせて」と続けて聞いてみよう。相手の言葉のままメモを取るのがコツ。
🌱 第1ブロック:仕事の基本(Q1-5)
Q1どんな仕事をしていますか?
Q21日のうち、その仕事をどれくらいの時間していますか?
Q3その仕事を選んだのは、どうしてですか?
Q4その仕事をするには、どんな勉強や資格が必要でしたか?
Q5仕事は誰と一緒にしていますか?(同僚・お客さん・チームなど)
⚡ 第2ブロック:作業の中身(Q6-10)
Q6毎日決まってする作業は、何ですか?
Q7一番むずかしい作業は、何ですか?それはどうしてむずかしいですか?
Q8一番うれしい瞬間は、どんな時ですか?
Q8失敗したことや、大変だった経験はありますか?
Q10今、仕事で使っている道具や機械は何ですか?(パソコン・専門機器など)
🚀 第3ブロック:AI・未来(Q11-15)
Q11この10年で、仕事のやり方はどう変わりましたか?
Q12仕事で AI・コンピュータを使うことはありますか?どんな場面で?
Q13あなたの仕事の中で、AI にはできないと思う作業は何ですか?
Q14もし子ども(私)が同じ仕事を選ぶとしたら、何を学んでおくとよいですか?
Q15あなたが仕事で一番大切にしていることは何ですか?
4
聞いたことを「プロフィールカード」にまとめよう
💡 たくさん聞いた答えを、1 枚のカードに整理するワーク。全部を書かなくてOK。「ここが特に印象に残った」というポイントだけまとめよう。
仕事プロフィールカード
名前・関係
仕事の名前
経験年数
毎日の作業
一番大事にしていること
私が一番印象に残った言葉
5
この仕事の「AI にできる作業」と「人間が必要な作業」を整理しよう
💡 Q12・Q13 の答えを参考に、自分の言葉で 2 つに分けてみよう。
🤖 AI・機械に任せられそう
🧑 人間にしかできない
6
クラスや家族に発表してみよう
💡 インタビューでわかったことを、下のテンプレートに当てはめて発表しよう。
私は にインタビューしました。
この人は という仕事をしています。
特に印象に残った言葉は でした。
この仕事で AI に置きかわるかもしれないのは です。
逆に、AI にはできないと思うのは です。
私はこのインタビューで ということを学びました。
7
ふりかえり
🌱 インタビュー前と後で、その仕事のイメージはどう変わった?
🌱 自分も将来やってみたい? それともちょっと違うかな? 理由は?
8
他の人にも聞いてみよう
👨🏫 保護者・先生・寺子屋オーナーへ — このシートの使い方
📚 ねらい(学習指導要領との関連)
「総合的な学習の時間」「特別活動(学級活動・進路指導)」「キャリア教育」での活用を想定。狙いは:
- 身近な大人との対話を通じて、仕事のリアルを直接学ぶ
- 「職業名」ではなく「実際の作業」「価値観」「人間関係」から仕事を理解する
- 世代を超えた対話力・質問力・傾聴力・記録力を養う
💬 インタビュー対象者(保護者など)への声かけ例
インタビュー前に保護者に伝えると、子どもとの対話が深まります。
- 「子どもが学校で『家族にインタビューする』宿題があるので、○分だけ時間をください」
- 「子どもが書くために、大人の答え方は『そのまま』『少しシンプルに』してもらえると助かります」
- 「失敗談・うれしかった話は、お子さんの心に残ります」
- 「最後に『あなたなら何を学んでほしい?』と一言、添えるとよい締めになります」
🎯 こんな問いかけで深く聞ける(子ども向け補助)
- 「もうちょっと詳しく教えて?」(深掘り)
- 「具体的にはどんなとき?」(エピソード)
- 「そのとき、どんな気持ちだった?」(感情)
- 「もしAI が手伝ってくれたら、何が便利?」(未来)
🚀 発展課題
- 違う世代・違う業種にも聞いて比べる(保育士・農家・職人・経営者 など)
- 祖父母世代と親世代を聞いて、「仕事はどう変わったか」をまとめる
- 「インタビュー新聞」を作って学校に掲示する
- 聞いた仕事を、ワークシート No.01(AIにできる仕事・できない仕事)でも分析する
⚠️ 注意点
- 個人情報(収入・職場の固有名詞など)は無理に聞かない
- 仕事に「上下」はない。どの仕事も大切と伝える
- 相手が話したくない話題は、深追いしない