このページでわかること
- 年末年始が計画づくりに向いている理由
- 1年を振り返る4つの問い
- 計画を行動に落とす方法
- 続かない計画に共通すること
- 3か月ごとに見直す仕組み
こんな方に向けたページです
- 毎年目標を立てるが、続かないと感じている方
- 年末年始のまとまった時間を、何かに使いたい方
- 働き方を変えたいと思いつつ、手をつけられていない方
なお、自分の強みそのものを洗い出したい方は、別ページ「自分の強みを見つける方法」をご覧ください。このページでは、強みが分かっている前提で、来年の予定に落とすところを扱います。
1. 年末年始が計画づくりに向いている理由
年末年始は、日常の予定が止まる数少ない時期です。
ふだんは、目の前の仕事に追われて、先のことを考える時間がとれません。まとまった時間があるこの時期は、1年を俯瞰して見るのに向いています。
もう一つの理由は、区切りがあることです。1年の終わりと始まりという区切りは、多くの人にとって心理的な出発点になります。この勢いを使わない手はありません。
2. 1年を振り返る4つの問い
計画を立てる前に、この1年を振り返ります。振り返りがないまま新しい目標を立てると、去年と同じ目標を繰り返すことになりがちです。
次の4つを、紙に書き出します。
問い1:今年、時間を多く使ったことは何か 手帳やカレンダーを見返して、実際に時間を使ったことを挙げます。思っていたことと違う結果が出ることがあります。
問い2:やってよかったことは何か 成果が出たことだけでなく、やっていて気分がよかったことも含めます。
問い3:やらなくてもよかったことは何か 惰性で続けていたこと、断れずに引き受けたこと。ここを見つけると、来年の時間が空きます。
問い4:来年もう一度やるとしたら、何を変えるか 同じことをするにしても、やり方を変えられる部分があります。
3. 計画を行動に落とす
振り返りが終わったら、来年の計画を立てます。ここで多くの人がつまずくのは、目標が大きすぎることです。
「英語を身につける」「副業を始める」といった目標は、方向は正しくても、明日何をすればよいかが分かりません。
目標を、次の3段階に分けます。
- 1年後にどうなっていたいか(方向)
- 3か月後までに終わらせること(区切り)
- 今週やること(行動)
今週やることまで落ちて、初めて動き出せます。「英語を身につける」なら、「今週は、教材を1つ選んで注文する」まで具体化します。
4. 続かない計画に共通すること
続かない計画には、いくつか共通点があります。
数が多い 5つも6つも目標があると、どれも手がつきません。1つか2つに絞ります。
測れない 「もっとがんばる」は、達成できたかどうかが分かりません。回数、時間、金額など、数えられる形にします。
今の生活に時間の余地がない 新しいことを始めるには、時間が要ります。何をやめるかを決めていない計画は、実行できません。問い3で見つけた「やらなくてもよかったこと」を、ここでやめます。
誰にも言っていない 一人で決めた目標は、やめても誰も気づきません。家族や同僚に話しておくと、続けやすくなります。
5. 3か月ごとに見直す仕組み
年始に立てた計画は、多くの場合そのまま忘れられます。
そうならないよう、見直す日をあらかじめカレンダーに入れます。3月末、6月末、9月末。年に3回、30分だけ時間をとります。
見直しでは、達成できたかどうかを責めません。確かめるのは次の3つです。
- 進んだかどうか
- 進んでいないなら、何が邪魔をしているか
- この目標は、今の自分にまだ合っているか
状況が変われば、目標を変えてかまいません。変えることは失敗ではなく、現実に合わせる作業です。
まとめ
年末年始は、日常が止まる数少ない時期です。この時間で1年を振り返り、来年の方向を決め、今週やることまで落とす。
目標は1つか2つに絞り、数えられる形にし、何をやめるかを決める。そして3か月ごとに見直す日を、いまカレンダーに入れておく。
計画が続くかどうかは、意志の強さより仕組みで決まります。