このページでわかること
- 学び直しが続かない3つの理由
- 何を学ぶかの決め方
- 時間の作り方
- 続けるための記録
- 成果の測り方
こんな方に向けたページです
- 学び直したいが、何から始めるか決まらない方
- 始めたが続かなかった経験がある方
- 学んだことを仕事につなげたい方
なお、来年の計画そのものを立てたい方は「年末年始の時間で、来年の計画を立てる」を、自分の強みを洗い出したい方は「自分の強みを見つける方法」をご覧ください。このページでは、学び直しの進め方だけを扱います。
1. 学び直しが続かない3つの理由
続かない理由は、だいたい次のどれかです。
- 何を学ぶかが決まっていない
- 時間が確保されていない
- 進んでいるかどうかが分からない
意志が弱いからではありません。この3つはどれも、仕組みで解決できます。
2. 何を学ぶかの決め方
学ぶ内容を決められないのは、選択肢が多すぎるためです。次の順で絞ります。
今の仕事で困っていることから選ぶ
理想から選ぶと、必要になるまで時間がかかり、途中で意味を見失います。今週困ったことから選ぶと、学んだ翌日に使えます。
1つに絞る
複数を同時に始めると、どれも進みません。3か月は1つに絞ります。
成果が見える形にする
「英語を学ぶ」ではなく「取引先へのメールを自分で書けるようにする」のように、できるようになる状態で書きます。
3. 時間の作り方
新しく時間は生まれません。何かをやめるか、既存の時間に重ねるかのどちらかです。
やめるものを決める
1週間の時間の使い方を記録し、減らせるものを1つ決めます。多くの場合、動画や交流サイトを見る時間が候補になります。
既存の時間に重ねる
通勤中、昼休み、家事の途中など、すでにある時間に学びを重ねる方法もあります。音声で学べる内容なら、この方法が使えます。
短くしてよい
1回30分が難しければ、15分にします。毎日15分で、1か月に7時間半になります。
4. 続けるための記録
進んでいるかどうかが見えないと、続きません。
記録は簡単にします。
- 日付
- 何をしたか
- 分かったこと(1行)
これだけです。1か月後に読み返すと、進んだ量が見えます。1回ごとには小さくても、積み上がると分かります。
記録がないと、「あまり進んでいない気がする」という感覚だけが残り、やめる理由になります。
5. 成果の測り方
学びの成果は、テストの点数だけではありません。仕事の中で測れます。
- 前より短い時間でできるようになったこと
- 前は人に頼んでいたが、自分でできるようになったこと
- 前は分からなかった話が、分かるようになったこと
3か月ごとにこの3つを書き出します。1つでも挙がれば、その3か月は無駄ではありませんでした。
何も挙がらない場合は、学ぶ内容が今の仕事から遠すぎる可能性があります。内容を見直します。
6. 学んだことを、人に話す
学んだことを人に説明すると、自分の理解が確かめられます。
説明できないところは、まだ分かっていないところです。話す相手がいなければ、書いてもかまいません。ノートに、人に説明するつもりで書きます。
これは、教える仕事や経験を伝える仕事につながる練習にもなります。
まとめ
学び直しが続かないのは、意志ではなく仕組みの問題です。
今週困ったことから内容を選び、1つに絞る。やめるものを決めるか、既存の時間に重ねて時間を作る。1回3行の記録をつけ、3か月ごとに「できるようになったこと」を書き出す。
そして、学んだことを人に説明してみます。説明できないところが、次に学ぶところです。