このページでわかること
- 下半期の始まりが立て直しに向いている理由
- 上半期を振り返る3つの問い
- 目標を修正する考え方
- 残り時間から逆算する方法
- 見直しを続ける仕組み
こんな方に向けたページです
- 年度初めに立てた目標が進んでいない方
- 忙しさで当初の計画を見失っている方
- 年末までに何か形にしたい方
なお、年間の計画を新しく立てたい方は「年末年始の時間で、来年の計画を立てる」を、新年度に向けた見直しは「新年度に向けて、働き方を見直す」をご覧ください。このページでは、年度の途中で立て直すことを扱います。
1. 折り返しは、修正に向いている
年度の始めに立てた計画は、半年たつと状況が変わっていることが多いものです。担当が変わった、想定より時間がかかった、新しい仕事が入った。
計画どおりに進まないのは普通のことです。問題は、進んでいないことに気づかないまま年度末を迎えることです。
折り返しの時点で確かめれば、残り半年で修正できます。年度末に気づくより、選べる手が多く残っています。
2. 上半期を振り返る3つの問い
振り返りは、次の3つだけで足ります。
問い1:進んだことは何か
計画になかったことでも、進んだことがあれば書き出します。目標に照らすと「できていない」に見えても、実際には別のことが進んでいることがあります。
問い2:進まなかったのはなぜか
理由を「忙しかったから」で終わらせません。時間がなかったのか、優先順位が低かったのか、そもそも必要性を感じていなかったのか。理由によって対処が変わります。
問い3:今も必要なことか
半年前に必要だと思ったことが、今も必要とは限りません。状況が変わったなら、目標を変えることは失敗ではありません。
3. 目標を修正する
振り返った結果を、3つに分けます。
- 続ける:今も必要で、進め方も合っている
- 変える:目的は残すが、やり方を変える
- やめる:もう必要ではない、または優先順位が下がった
「やめる」を作ることが大切です。すべてを残すと、残り半年でも同じことが起きます。1つやめると、その分の時間が空きます。
4. 残り時間から逆算する
年度末までの残り時間を、具体的に数えます。
- 残り何か月か
- そのうち、繁忙期は何か月か
- 実際に使える時間はどれくらいか
多くの場合、年末年始や年度末の繁忙期を除くと、思ったより短いことが分かります。
その時間で終わる量まで、目標を絞ります。終わらない量を掲げたままだと、年度末にまた同じ振り返りをすることになります。
5. 週単位に落とす
残り半年の目標が決まったら、今週やることまで落とします。
- 半年後の状態
- 3か月後までに終わらせること
- 今週やること
今週やることまで決まって、初めて動き出せます。ここが決まらない計画は、また半年後に振り返ることになります。
6. 見直す日を決める
折り返しの見直しを1回で終わらせず、次の日程も決めます。
11月末、1月末、3月末。1回30分で十分です。カレンダーに入れておくと、忘れずに済みます。
見直しでは、進んだかどうかを確かめるだけでなく、状況が変わっていないかも見ます。半年で変わるなら、2か月でも変わります。
まとめ
年度の折り返しは、計画を修正するのに向いた時期です。年度末に気づくより、選べる手が多く残っています。
進んだこと、進まなかった理由、今も必要かどうか。この3つを確かめ、続ける・変える・やめるに分けます。「やめる」を作ると、時間が空きます。
残り時間を具体的に数え、その中で終わる量まで絞り、今週やることまで落とす。そして次に見直す日を、いまカレンダーに入れておきます。