このページでわかること
- 新年度が見直しに向いている理由
- 時間の使い方を確かめる方法
- 引き受ける仕事の選び方
- 学び直しを予定に組み込む方法
- 見直しを続ける仕組み
こんな方に向けたページです
- 毎年同じ働き方を続けていると感じている方
- 忙しさの理由がはっきりしない方
- 学び直したいが時間がとれない方
1. 新年度が見直しに向いている理由
四月は、多くの職場で体制が変わります。担当が変わり、新しい人が入り、前年度の区切りがつきます。
この時期は、これまでのやり方を変えても不自然に見えません。年の途中で変えるより、切り替えやすいタイミングです。
区切りがあることも大きな理由です。前年度に何をしたかを振り返れる材料が、手元にそろっています。
2. 時間の使い方を確かめる
見直しの出発点は、実際に何に時間を使っているかを知ることです。
1週間、次の分類で記録します。
- 決まった業務
- 依頼を受けた仕事
- 会議
- 移動
- 準備や後片づけ
- 学びや調べもの
記録すると、思っていた配分とちがうことが分かります。多くの場合、会議と移動が想像より多く、学びの時間はほとんどありません。
推測ではなく記録で確かめることが大切です。
3. 引き受ける仕事を選ぶ
新年度は、新しい仕事を頼まれる時期でもあります。
すべて引き受けると、時間が埋まります。次の3つで考えます。
- 他の人に代われないか:自分でなくてもできることは、任せる余地がある
- 1年後に力になるか:時間を使った分、経験として残るか
- 今の仕事を圧迫しないか:受けたことで既存の仕事が回らなくなっては本末転倒
断ることが難しい場合も、「いつまでなら」「どこまでなら」と範囲を決めて受ける方法があります。
4. 学び直しを予定に組み込む
学び直しが進まない理由の多くは、時間が空いたらやろうとしているためです。時間は空きません。
先に予定に入れます。
- 週に1回、1時間
- 曜日と時刻を決める
- カレンダーに入れる
1時間が難しければ30分にします。大切なのは、予定として確保されていることです。空いた時間にやるものは、いつまでも始まりません。
内容は、今の仕事に近いところから始めると続きます。遠い分野から始めると、成果が見えるまで時間がかかります。
5. 見直しを続ける仕組み
新年度に立てた計画は、数か月で忘れられます。
見直す日をあらかじめ決めます。四半期ごと、年に3回か4回。1回30分で十分です。
見直しでは、次の3つを確かめます。
- 時間の使い方は変わったか
- 引き受けた仕事は、想定どおりだったか
- 学び直しは、予定どおり進んでいるか
進んでいない場合、意志の問題として片づけません。予定の入れ方や量に無理がなかったかを見ます。仕組みを直すほうが、次につながります。
まとめ
新年度は、やり方を変えても不自然に見えない時期です。まず1週間、時間の使い方を記録して、推測ではなく事実を確かめます。
新しい仕事は、代われるか、力になるか、既存の仕事を圧迫しないかで選びます。学び直しは、空いた時間ではなく先に予定へ入れます。
そして、四半期ごとに30分だけ見直す日を決めておきます。続くかどうかは、意志ではなく仕組みで決まります。