このページでわかること
- 秋が挑戦に向いている理由
- 資格の選び方の3つの基準
- 試験日から逆算する計画の立て方
- 続けるための時間の作り方
- 落ちたときの考え方
こんな方に向けたページです
- 何か形に残る学びをしたい方
- 学び直しの目標が決まらない方
- 過去に挑戦して途中でやめた経験がある方
なお、学び直しの進め方そのものは「4月から始める学び直し」を、年度の立て直しは「下半期の立て直し方」をご覧ください。このページでは、資格や検定に絞って扱います。
1. 秋が挑戦に向いている理由
資格や検定の試験は、冬から春にかけて実施されるものが多くあります。秋に始めると、準備期間が数か月とれます。
もう一つの理由は、期限があることです。学び直しが続かない理由の多くは、締め切りがないことにあります。試験日という動かせない期限があると、逆算して進められます。
2. 資格の選び方
数が多いため、次の3つで絞ります。
今の仕事で使えるか
すぐ使えるものから選ぶと、学んだ内容が翌日から役立ちます。実務と離れたものは、覚えても定着しにくくなります。
試験日が半年以内にあるか
先すぎると気持ちが続きません。3〜6か月後に試験があるものを選びます。
合格率と必要な学習時間が公表されているか
公式サイトに、標準的な学習時間の目安が載っているものがあります。自分が確保できる時間と照らして、無理がないかを確かめます。
いきなり難しいものを選ばず、まず一つ取ってから次に進むほうが続きます。
3. 試験日から逆算する
申し込みの前に、次を確かめます。
- 試験日
- 申し込みの締切
- 受験料
- 会場と所要時間
そのうえで、試験日から逆算します。
- 試験の1か月前:過去問を解く期間
- 試験の3か月前:ひととおり学び終える
- 今週:教材を決めて手に入れる
「ひととおり学び終える日」を試験日ではなく1か月前に置くことが要点です。直前に詰め込む形にすると、間に合わなかったときに調整できません。
4. 時間の作り方
新しく時間は生まれません。何かをやめるか、既存の時間に重ねます。
- 1日30分、曜日と時刻を決めてカレンダーに入れる
- 通勤時間を使う(音声や短い確認問題)
- 週末に2時間まとめてとる日を作る
平日30分を5日で2時間半、週末2時間で、週4時間半。3か月で約54時間になります。必要な学習時間の目安と照らすと、足りるかどうかが分かります。
5. 進み具合を測る
学習の進み具合は、時間ではなく範囲で測ります。
「何時間やったか」ではなく「教材の何割を終えたか」「過去問で何点取れたか」を記録します。時間だけを記録すると、進んでいないのに進んだ気になります。
過去問は、早い段階で一度解きます。全部学んでから解くのではなく、最初に解いて「何が分からないか」を知ってから学ぶほうが効率的です。
6. 落ちたときの考え方
不合格になることもあります。そのときに考えたいのは、次の点です。
- どこが足りなかったか(範囲か、時間か、進め方か)
- 次の試験はいつか
- もう一度受けるかどうか
一度落ちたからといって、それまでの時間が無駄になるわけではありません。学んだ内容は残ります。次に受けるなら、範囲の8割は済んでいる状態から始められます。
受けないと決めるのも、正当な判断です。学んだことが仕事で使えているなら、資格そのものは目的ではなかったということです。
まとめ
秋は、冬から春の試験に向けて準備期間がとれる時期です。試験日という動かせない期限があることが、続ける力になります。
選ぶときは、今の仕事で使えるか、試験日が半年以内か、必要な学習時間が公表されているかで絞ります。
試験日から逆算し、「ひととおり学び終える日」は1か月前に置きます。進み具合は時間ではなく範囲で測り、過去問は早い段階で一度解きます。