「英検合格、何から始めればいいですか?」── この問いに、士心塾代表・井本一志は明確に答えます。
文法でも、リスニングでも、英作文でもなく、まず最初に重視すべきは単語力。これが、過去 5 年で 170 名超の小学生英検合格者を輩出した現場での結論です。
なぜ単語力が最優先なのか
① 読む・聞く・書く・話すの全てに必要
4 技能のどれを取っても、単語を知らなければ何もできません。逆に言えば、単語さえ知っていれば、文法が多少弱くても意味は推測できます。単語は英語学習の燃料です。
② 単語の積み上げが、自信を生む
単語を覚えれば覚えるほど、英文が読めるようになります。「読める」という実感は、子どもの自信に直結します。自信が出ると、学習姿勢が前向きになります。
③ シャドーイングの土台になる
士心塾の指導の核はシャドーイング。しかしシャドーイングは、聞こえた音の意味が頭に入っていなければ機能しません。単語力なくして、シャドーイングなしです。
具体的な単語学習法
1 冊を完璧に「マスターする」
市販されている英検参考書 1 冊を選び、全英単語まで覚え尽くす。これが士心塾の原則です。何冊も買い込まず、一つを徹底することで、子どもには「やり切った」という成功体験が残ります。
反復と可視化
単語は反復が命です。1 日に何度も繰り返し、覚えた単語数を子ども自身が見える形にする(一覧表・チェック表など)。成長が見える化されると、子どもは自然とやる気になります。
例文セットで覚える
単語を単独で覚えるのではなく、例文ごと覚える。これによりリスニング・リーディング・スピーキングすべての場面で、その単語が活きるようになります。
学年別・英検別の目安となる単語量
英検の各級で求められる語彙数には、おおよその目安があります。子どもが今どの位置にいて、どこを目指すのかを把握するだけで、学習量の見通しが立ちます。
- 英検 5 級:約 600 語。「I have a dog.」レベルの日常表現
- 英検 4 級:約 1,000 語。身近な話題の短い文章が読める
- 英検 3 級:約 1,800 語。中学英語の総まとめレベル
- 英検 準 2 級:約 3,000 語。高校基礎レベル、長文読解が始まる
5 級から 3 級まで段階的に積み上げると、合計で 1,200 語ほど新しく覚える計算になります。1 日 5 語を丁寧に覚えれば、8 ヶ月で到達できる量です。
家庭での単語練習を継続させるための仕組みづくり
「やる気が続かない」という保護者の悩みのほとんどは、仕組みの問題です。子どもに任せるのではなく、覚えた量が目に見える仕組みを作ることが鍵です。
壁貼りチェックリスト
覚えた単語に✓を入れる一覧表を、目につく場所(冷蔵庫・勉強机の前など)に貼る。毎日少しずつ増えていく✓の数が、子どもにとって最大のモチベーションになります。
「今日の 5 語」ルーティン
毎日決まった時間に 5 語だけ。朝食後・夕食後などのルーティンに組み込むことで、「やる・やらない」の葛藤をなくします。量より毎日続けることが圧倒的に重要です。
声に出す、体を使う
単語を見て黙読するだけでなく、声に出して繰り返す。聴覚と口の筋肉を使うことで、記憶の定着率が大きく上がります。子どもが音に乗せて楽しく覚えられるのが、シャドーイングと単語学習が相性よい理由です。
よくある「単語暗記の間違い」を避ける
努力が実らないケースには、共通のパターンがあります。
- × 意味だけ覚える → 例文ごと覚えないと、使い方がわからない
- × 1 度見て「覚えた」にする → 記憶の定着には最低 7 回の繰り返しが必要
- × 新しい単語をどんどん追いかける → 既習単語の定着を優先するほうが効率的
- × 漢字の書き取りと同じやり方でやる → 英語は音と意味のセットで覚えるのが基本
最も効果的な学習は「量より深さ」。幅広くではなく、1 冊 1 冊を完璧にマスターする姿勢が、士心塾の成果を支えています。
士心塾の現場で証明されたこと
過去 5 年で 170 名超の小学生英検合格者。彼らに共通するのは、文法力ではなく、シャドーイングの上手さでもなく、まず単語量でした。
巻末特典として、書籍では士心塾開校以来の合格者たちが使ってきた英単語トレーニング教材を公開しています。塾に通わなくても英単語力は格段に上がる、再現性ある方法です。

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シャドーイング軸の指導で、小学生で英検 3 級、中学生で 2 級合格を目指す英語塾。東松山校(対面)とオンライン校(全国対応)の 2 校制です。