はじめに:英語といっても、目的は一つではない
英会話・英検・学校英語は別物として考える
保護者の方から見ると、「英語を習う」と一言で言っても、何を選べばよいのか分かりにくいことがあります。
英会話がよいのか。
英検対策がよいのか。
学校英語を先取りすべきなのか。
この3つは、すべて英語に関わりますが、目的が違います。
同じ英語でも、伸ばす力が少しずつ異なります。
士心塾のコース内容として、シャドーイング、英検、中学英語、英単語、リスニング、ライティングなどが組み合わされていることが示されています。
つまり、英語を一つの科目として単純に見るのではなく、目的に応じて学び方を使い分けることが大切です。
どれか一つだけでは足りない
英会話だけをしていれば、英検に合格できるとは限りません。
英検対策だけをしていれば、学校の定期テストで必ず高得点が取れるとも限りません。
学校英語だけをしていれば、英語を聞いて話す力が十分に育つとも限りません。
だからこそ、子どもの段階や目的に応じて、3つの英語を組み合わせる必要があります。
英会話:英語を使う抵抗を下げる学び
英会話の目的は「話すことに慣れる」こと
英会話の大きな役割は、英語を口に出すことへの抵抗を下げることです。
英語であいさつをする。
短い質問に答える。
自分の好きなものを言う。
相手の言葉に反応する。
こうした経験は、子どもにとって大切です。
特に小学生のうちは、英語を「勉強」だけにしないことが重要です。
英語でやりとりできたという体験は、自己肯定感につながります。
ただし、英会話だけでは文法が弱くなることもある
一方で、英会話だけでは文法や読解、英作文の力が不足することがあります。
楽しく話せるけれど、英文を正確に書けない。
聞き取れる表現はあるけれど、文法問題になると分からない。
こうした状態です。
英会話は重要ですが、英検や学校英語の学習と接続しなければ、英語力全体としては偏りが出る可能性があります。
英検:英語力を見える形にする学び
英検は目標設定に向いている
英検の良さは、目標がはっきりしていることです。
5級、4級、3級、準2級、2級と段階があるため、子どもが自分の成長を感じやすくなります。
士心塾が小学生で英検3級、中学生で英検2級を見据えた学習設計を掲げていることが示されています。
英検は、単なる資格ではありません。
子どもにとっては、「ここまでできるようになった」という自信の証明になります。
級が上がるほど総合力が必要になる
英検5級・4級では、単語、短い会話、基本文法が中心です。
しかし、3級では英作文と面接が加わります。
準2級以上では、語彙量、長文読解、リスニング、英作文のレベルが上がります。
つまり、英検は級が上がるほど、暗記だけでは通用しなくなります。
音で聞く力、英文を読む力、自分の意見を書く力を総合的に育てる必要があります。
学校英語:成績と受験につながる学び
学校英語は定期テスト・内申・入試に直結する
学校英語は、定期テスト、内申、高校入試に直結します。
中学生にとっては、非常に重要な学習です。
学校英語では、文法の正確さ、教科書本文の理解、単語の読み書き、並べ替え、英作文などが問われます。
英会話ができても、学校のテスト形式に慣れていなければ点数につながらないことがあります。
学校英語だけでは「使う英語」が弱くなることもある
一方で、学校英語だけを学んでいると、英語を聞く・話す経験が不足することがあります。
文法問題は解けるけれど、英語を聞くと分からない。
英文は読めるけれど、声に出すのが苦手。
このような課題が出ることがあります。
そのため、学校英語は大切ですが、英会話やシャドーイング、英検学習と組み合わせることで、より実用的な英語力につながります。
3つをどう使い分けるか
小学生低学年は「音」と「楽しさ」
小学生低学年では、まず英語に対する苦手意識を作らないことが大切です。
小学生低学年コースは、英語って楽しい・わかる・できるという感覚を育てるコースとして説明されています。
この時期は、英会話的なやりとりやシャドーイングを通じて、音に慣れることを重視します。
英検5級を目標にする場合でも、詰め込みすぎないことが大切です。
小学生高学年は「英検」と「中学英語の準備」
小学生高学年では、英検5級・4級・3級を目指しながら、中学英語の土台を作っていきます。
小学生高学年コースで、英検5級・4級・3級・準2級、中学英語、シャドーイング、プログラミングなどを扱う構成が示されています。
この時期は、英検を目標にしながらも、中学で困らない文法・単語・読解力を同時に育てることが重要です。
中学生は「学校英語」と「英検」を接続する
中学生では、学校英語の成績と英検を切り離さないことが大切です。
定期テスト対策だけに偏ると、英検準2級・2級に必要な語彙やリスニングが不足します。
反対に、英検だけに偏ると、学校の教科書内容やテスト形式に対応しにくくなります。
まとめ:英語3教科は、子どもの個性に合わせて組み合わせる
英会話・英検・学校英語には役割がある
英会話は、英語を使う抵抗を下げる学び。
英検は、英語力を見える形にする学び。
学校英語は、成績・内申・受験につながる学び。
どれが一番大切というより、子どもの段階に応じて組み合わせることが重要です。
CCNが目指すのは、英語を個性につなげること
CCN CO., LTD.のミッションは、
「すべての人が『自分の個性』を、活かせる社会をつくる。」
というものです。
英語教育も、子どもを同じ型にそろえるためのものではありません。
英会話が好きな子、英検で目標を持つと伸びる子、学校の成績が自信になる子。
一人ひとり、伸びる入口は違います。
士心塾・CCN ENGLISH・寺子屋 by CCN は、それぞれの子どもに合った入口から英語へつなげ、英語を自信と可能性に変えていくことを目指しています。

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