だれでも意味・例文無料会員音声・アプリ・プリント使える範囲 →
論理・表現Ⅲの話すこと[発表]について、家庭では「どこまでできればよいのか」「どんな練習なら目標に近づくのか」と迷うことがあります。学習指導要領は、この科目の話すこと[発表]に領域別の目標を置いています。ここでは該当する目標を確認し、家庭でできる練習例と、目標文に書かれた事実を分けて整理します。
学習指導要領の目標
「聞き手を説得できるよう,論理の構成や展開を工夫して詳しく話して伝える」
日常的・社会的な話題を扱い、社会的な話題では複数資料を活用する活動が内容に示されています。目標文では支援をほとんど活用せず、適切な表現と論理構成で主張を伝えることが示されています。
目標をどう読むか
複数資料の事実と自分の主張を分け、聞き手が検討できる順序で説明する準備は家庭での提案です。
目標文は「この学年なら必ず一人でできる」という診断表ではなく、科目で育成を目指す力を示すものです。本人の学習状況や授業での課題と照らして読みましょう。
家庭で試せる練習
一つの社会的なテーマについて、異なる資料を二つ読み、共通点と違いを記録します。自分の主張を決め、根拠として使う情報を選び、結論・理由・資料の例の順に発表メモを作ります。使う資料数は実際の課題条件に合わせます。
保護者が正解を先に教えるより、本人が何を伝えたいか、どの情報を手掛かりにしたかを尋ねるところから始められます。これは家庭での関わり方の提案で、学習指導要領が定める保護者の役割ではありません。
振り返りのポイント
主張を支える根拠が示されているか、資料の内容を正確に言い換えているか、聞き手が流れを追えるかを確認します。発表後に質問を受け、説明が足りない箇所を見つける方法もあります。
できなかった箇所を一度に全部直す必要はありません。次に試すことを一つ選び、同じ種類の課題でもう一度確かめると、練習の前後を比べやすくなります。家庭での進め方の提案です。
要点
- 論理・表現Ⅲの話すこと[発表]には、日常的な話題と社会的な話題についての目標が示されています。
- 日常的・社会的な話題を扱い、社会的な話題では複数資料を活用する活動が内容に示されています。目標文では支援をほとんど活用せず、適切な表現と論理構成で主張を伝えることが示されています。
- 一つの社会的なテーマについて、異なる資料を二つ読み、共通点と違いを記録します。自分の主張を決め、根拠として使う情報を選び、結論・理由・資料の例の順に発表メモを作ります。使う資料数は実際の課題条件に合わせます。
- 事実としての目標と、家庭で試す練習案を分けて考えます。
よくある質問
聞き手を説得するとは、相手を言い負かすことですか?
目標文は論理構成を工夫して主張を伝えることを示しています。家庭では根拠を分かりやすく示す意味として扱う提案です。
複数の資料は何点必要ですか?
学習活動の例に複数資料がありますが、この目標文は固定の点数を定めていません。課題の指示を確認してください。
支援を使ってはだめですか?
目標文は支援を「ほとんど活用しなくても」と示します。家庭で支援を完全に禁止する規定ではなく、準備の仕方は課題や本人の状況に応じてください。