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論理・表現Ⅱの話すこと[発表]について、家庭では「どこまでできればよいのか」「どんな練習なら目標に近づくのか」と迷うことがあります。学習指導要領は、この科目の話すこと[発表]に領域別の目標を置いています。ここでは該当する目標を確認し、家庭でできる練習例と、目標文に書かれた事実を分けて整理します。
学習指導要領の目標
「一定の支援を活用すれば,多様な語句や文を用いて,情報や考え,気持ちなどを論理の構成や展開を工夫して詳しく話して伝える」
日常的な話題では情報・考え・気持ちを詳しく話すこと、日常的・社会的な話題では聞いたり読んだりした内容を生かして意見や主張を伝える目標が示されています。一定の支援を活用する段階です。
目標をどう読むか
発表の目的と聞き手を決め、主張・理由・例をメモしてから声に出すのが家庭での提案です。
目標文は「この学年なら必ず一人でできる」という診断表ではなく、科目で育成を目指す力を示すものです。本人の学習状況や授業での課題と照らして読みましょう。
家庭で試せる練習
発表の題材を一つ選び、誰に何を伝えたいかを最初に書きます。次に主張、理由、具体例を並べ、話の流れが自然かを確認します。社会的な題材なら、読んだ内容のどの情報を使ったかもメモしておきます。
保護者が正解を先に教えるより、本人が何を伝えたいか、どの情報を手掛かりにしたかを尋ねるところから始められます。これは家庭での関わり方の提案で、学習指導要領が定める保護者の役割ではありません。
振り返りのポイント
話の構成が聞き手に分かるか、例が主張を支えているかを確認します。原稿を読むかメモを使うかは課題条件に合わせ、練習では一部を自分の言葉で説明してみます。
できなかった箇所を一度に全部直す必要はありません。次に試すことを一つ選び、同じ種類の課題でもう一度確かめると、練習の前後を比べやすくなります。家庭での進め方の提案です。
要点
- 論理・表現Ⅱの話すこと[発表]には、日常的な話題と社会的な話題についての目標が示されています。
- 日常的な話題では情報・考え・気持ちを詳しく話すこと、日常的・社会的な話題では聞いたり読んだりした内容を生かして意見や主張を伝える目標が示されています。一定の支援を活用する段階です。
- 発表の題材を一つ選び、誰に何を伝えたいかを最初に書きます。次に主張、理由、具体例を並べ、話の流れが自然かを確認します。社会的な題材なら、読んだ内容のどの情報を使ったかもメモしておきます。
- 事実としての目標と、家庭で試す練習案を分けて考えます。
よくある質問
どのような支援が使えますか?
目標文は一定の支援を活用する段階を示しますが、家庭で使う支援の種類を固定していません。語句メモや準備時間は家庭練習の例です。
スピーチとプレゼンの両方が必要ですか?
目標文はこれらの活動を例に挙げていますが、個別の課題でどちらを行うかは授業の指示を確認してください。
意見の理由はいくつ必要ですか?
目標は理由の数を指定していません。家庭では一つの主張に対して、聞き手が納得する説明や例を添える練習を提案しています。