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英語コミュニケーションⅢの話すこと[やり取り]について、家庭では「どこまでできればよいのか」「どんな練習なら目標に近づくのか」と迷うことがあります。学習指導要領は、この科目の話すこと[やり取り]に領域別の目標を置いています。ここでは該当する目標を確認し、家庭でできる練習例と、目標文に書かれた事実を分けて整理します。
学習指導要領の目標
「情報や考え,課題の解決策などを論理的に詳しく話して伝え合う」
日常的な話題では会話を発展させること、社会的な話題では聞いたり読んだりしたことを基に情報・考え・解決策を伝え合うことが目標です。支援をほとんど活用せず、目的や場面に合う表現を使うことが示されています。
目標をどう読むか
複数の立場や資料を見比べ、相手の意見を受けて解決策を調整する練習は家庭での提案です。
目標文は「この学年なら必ず一人でできる」という診断表ではなく、科目で育成を目指す力を示すものです。本人の学習状況や授業での課題と照らして読みましょう。
家庭で試せる練習
一つの社会的な課題について、資料から事実を二つ拾い、自分の考えと区別してメモします。相手役と意見を交換し、質問・理由の説明・解決策の提案を一往復ずつ試します。家庭では資料の量を本人に合わせてください。
保護者が正解を先に教えるより、本人が何を伝えたいか、どの情報を手掛かりにしたかを尋ねるところから始められます。これは家庭での関わり方の提案で、学習指導要領が定める保護者の役割ではありません。
振り返りのポイント
提案が課題に答えているか、根拠が説明されているか、相手の発言を受けて内容を深めているかを見ます。説得は相手を言い負かすことではなく、理由を分かる形で示す練習として扱えます。
できなかった箇所を一度に全部直す必要はありません。次に試すことを一つ選び、同じ種類の課題でもう一度確かめると、練習の前後を比べやすくなります。家庭での進め方の提案です。
要点
- 英語コミュニケーションⅢの話すこと[やり取り]には、日常的な話題と社会的な話題についての目標が示されています。
- 日常的な話題では会話を発展させること、社会的な話題では聞いたり読んだりしたことを基に情報・考え・解決策を伝え合うことが目標です。支援をほとんど活用せず、目的や場面に合う表現を使うことが示されています。
- 一つの社会的な課題について、資料から事実を二つ拾い、自分の考えと区別してメモします。相手役と意見を交換し、質問・理由の説明・解決策の提案を一往復ずつ試します。家庭では資料の量を本人に合わせてください。
- 事実としての目標と、家庭で試す練習案を分けて考えます。
よくある質問
複数の資料を必ず使いますか?
この目標文は複数資料を明記していません。家庭練習で資料を使う提案と、指導要領の目標内容は区別してください。
意見が一致しないときはどうしますか?
目標は社会的話題について考えや解決策などを論理的に詳しく伝え合うことです。相手の理由を確認し、共通の条件を探す方法を家庭で試せます。
支援を使わずに話すべきですか?
目標文は支援を「ほとんど活用しなくても」としています。家庭では必要に応じて準備メモを用いる方法を提案しています。