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英語コミュニケーションⅢの読むことについて、家庭では「どこまでできればよいのか」「どんな練習なら目標に近づくのか」と迷うことがあります。学習指導要領は、この科目の読むことに領域別の目標を置いています。ここでは該当する目標を確認し、家庭でできる練習例と、目標文に書かれた事実を分けて整理します。
学習指導要領の目標
「文章の展開に注意しながら必要な情報を読み取り,概要や要点,詳細を目的に応じて捉える」
日常的な話題では必要な情報、文章の展開、書き手の意図を把握すること、社会的な話題では文章の展開にも注意して情報を目的別に捉えることが示されています。目標文では支援をほとんど活用しない状態が想定されています。
目標をどう読むか
文章全体の流れを見てから必要な箇所に戻る読み方を、家庭で試すことができます。
目標文は「この学年なら必ず一人でできる」という診断表ではなく、科目で育成を目指す力を示すものです。本人の学習状況や授業での課題と照らして読みましょう。
家庭で試せる練習
短い論説文や記事を一つ読み、段落ごとの役割をメモします。次に、課題の目的に合わせて必要な情報を探し、要点と詳細を分けて整理します。題材は本人が関心を持てるものを選ぶ家庭向けの提案です。
保護者が正解を先に教えるより、本人が何を伝えたいか、どの情報を手掛かりにしたかを尋ねるところから始められます。これは家庭での関わり方の提案で、学習指導要領が定める保護者の役割ではありません。
振り返りのポイント
要約が本文の順序や主張を保っているか、必要な詳細と不要な情報を区別できているかを確認します。分からない語があった場合も、文脈から推測できるか、辞書で確かめるべきかを考えます。
できなかった箇所を一度に全部直す必要はありません。次に試すことを一つ選び、同じ種類の課題でもう一度確かめると、練習の前後を比べやすくなります。家庭での進め方の提案です。
要点
- 英語コミュニケーションⅢの読むことには、日常的な話題と社会的な話題についての目標が示されています。
- 日常的な話題では必要な情報、文章の展開、書き手の意図を把握すること、社会的な話題では文章の展開にも注意して情報を目的別に捉えることが示されています。目標文では支援をほとんど活用しない状態が想定されています。
- 短い論説文や記事を一つ読み、段落ごとの役割をメモします。次に、課題の目的に合わせて必要な情報を探し、要点と詳細を分けて整理します。題材は本人が関心を持てるものを選ぶ家庭向けの提案です。
- 事実としての目標と、家庭で試す練習案を分けて考えます。
よくある質問
支援を一切使わない練習が必要ですか?
目標には「支援をほとんど活用しなくても」とあります。支援を完全に禁止する指示ではありません。家庭では困難に応じて教材や辞書を使い、必要な力を練習する方法を提案します。
要点と詳細はどう違いますか?
目標文は概要・要点・詳細を区別しています。家庭練習では、一文のまとめと、根拠となる具体的な情報を別々に記録できます。
読む題材は何がよいですか?
目標に適した題材一覧は本文に定められていません。本人の関心に近い記事などを使うのは家庭向けの選択肢です。