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英語コミュニケーションⅢの聞くことについて、家庭では「どこまでできればよいのか」「どんな練習なら目標に近づくのか」と迷うことがあります。学習指導要領は、この科目の聞くことに領域別の目標を置いています。ここでは該当する目標を確認し、家庭でできる練習例と、目標文に書かれた事実を分けて整理します。
学習指導要領の目標
「話の展開に注意しながら必要な情報を聞き取り」
日常的な話題では話の展開や話し手の意図、社会的な話題では話の展開に注意しつつ概要・要点・詳細を目的に応じて捉えることが示されています。目標文では支援をほとんど活用しない場合を想定しています。
目標をどう読むか
音声の内容を順番に追い、必要な情報が出る位置をメモする練習を家庭で行えます。
目標文は「この学年なら必ず一人でできる」という診断表ではなく、科目で育成を目指す力を示すものです。本人の学習状況や授業での課題と照らして読みましょう。
家庭で試せる練習
短いニュースや講演音声を選び、最初に話題と大まかな流れを記録します。次に、聞く目的に合わせて情報を整理し、概要と具体的な詳細を分けます。長い音声なら、区切りごとにメモを作る方法もあります。
保護者が正解を先に教えるより、本人が何を伝えたいか、どの情報を手掛かりにしたかを尋ねるところから始められます。これは家庭での関わり方の提案で、学習指導要領が定める保護者の役割ではありません。
振り返りのポイント
要点が音声の主題を表しているか、詳細が話の展開に沿っているかを確認します。聞き取れない部分は、字幕や台本を使って音と文字を照らし合わせるのも家庭向けの支援案です。
できなかった箇所を一度に全部直す必要はありません。次に試すことを一つ選び、同じ種類の課題でもう一度確かめると、練習の前後を比べやすくなります。家庭での進め方の提案です。
要点
- 英語コミュニケーションⅢの聞くことには、日常的な話題と社会的な話題についての目標が示されています。
- 日常的な話題では話の展開や話し手の意図、社会的な話題では話の展開に注意しつつ概要・要点・詳細を目的に応じて捉えることが示されています。目標文では支援をほとんど活用しない場合を想定しています。
- 短いニュースや講演音声を選び、最初に話題と大まかな流れを記録します。次に、聞く目的に合わせて情報を整理し、概要と具体的な詳細を分けます。長い音声なら、区切りごとにメモを作る方法もあります。
- 事実としての目標と、家庭で試す練習案を分けて考えます。
よくある質問
支援を使わずに練習する必要がありますか?
目標文は支援を「ほとんど活用しなくても」と記しています。家庭で支援を全て外すよう求めるものではありません。
聞きながらメモを取ってもよいですか?
目標は目的に応じた情報把握を示しています。メモの使用は禁止されていません。家庭練習では要点と詳細を分ける方法を提案します。
話の展開はどのように追いますか?
目標には話の展開への注意が含まれます。家庭で、話題が変わる箇所や理由・結論の順をメモする方法を試せます。