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英語コミュニケーションⅠの読むことについて、家庭では「どこまでできればよいのか」「どんな練習なら目標に近づくのか」と迷うことがあります。学習指導要領は、この科目の読むことに領域別の目標を置いています。ここでは該当する目標を確認し、家庭でできる練習例と、目標文に書かれた事実を分けて整理します。
学習指導要領の目標
「必要な情報を読み取り,書き手の意図を把握する」
日常的な話題では必要な情報と書き手の意図、社会的な話題では必要な情報と概要・要点を捉えることが目標として示されています。多くの支援を使う段階の目標です。
目標をどう読むか
読む目的を決めてから文章に向かう練習が、目標を家庭で確かめる一つの方法です。
目標文は「この学年なら必ず一人でできる」という診断表ではなく、科目で育成を目指す力を示すものです。本人の学習状況や授業での課題と照らして読みましょう。
家庭で試せる練習
身近な案内や短い記事を一つ選び、最初に「何を知りたいか」を決めます。該当する文に線を引き、最後に「書き手は何を知らせたいのか」を一文で話してみます。難しい語句があれば、辞書や語句メモを使って構いません。
保護者が正解を先に教えるより、本人が何を伝えたいか、どの情報を手掛かりにしたかを尋ねるところから始められます。これは家庭での関わり方の提案で、学習指導要領が定める保護者の役割ではありません。
振り返りのポイント
正解の数だけでなく、目的に合う情報を選べたか、本文のどこを根拠にしたかを一緒に確認します。すぐに意図を言い当てられない場合は、タイトルや繰り返される語を手掛かりに問いを小さくします。
できなかった箇所を一度に全部直す必要はありません。次に試すことを一つ選び、同じ種類の課題でもう一度確かめると、練習の前後を比べやすくなります。家庭での進め方の提案です。
要点
- 英語コミュニケーションⅠの読むことには、日常的な話題と社会的な話題についての目標が示されています。
- 日常的な話題では必要な情報と書き手の意図、社会的な話題では必要な情報と概要・要点を捉えることが目標として示されています。多くの支援を使う段階の目標です。
- 身近な案内や短い記事を一つ選び、最初に「何を知りたいか」を決めます。該当する文に線を引き、最後に「書き手は何を知らせたいのか」を一文で話してみます。難しい語句があれば、辞書や語句メモを使って構いません。
- 事実としての目標と、家庭で試す練習案を分けて考えます。
よくある質問
毎日長い英文を読む必要がありますか?
いいえ。ここで紹介した短い案内や記事は家庭での練習例です。本人が読みやすい長さを選び、目的と根拠を確かめます。
単語の意味を全部調べるべきですか?
まず目的に必要な箇所を探し、意味が分からない語が理解を妨げるときに辞書を使います。これは家庭での進め方の提案です。
中学のように支援を使ってはいけませんか?
目標文は「多くの支援を活用すれば」としています。語句メモなどを使いながら、必要な情報と意図を捉える練習を考えられます。