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英語コミュニケーションⅠの書くことについて、家庭では「どこまでできればよいのか」「どんな練習なら目標に近づくのか」と迷うことがあります。学習指導要領は、この科目の書くことに領域別の目標を置いています。ここでは該当する目標を確認し、家庭でできる練習例と、目標文に書かれた事実を分けて整理します。
学習指導要領の目標
「基本的な語句や文を用いて,情報や考え,気持ちなどを論理性に注意して文章を書いて伝える」
日常的な話題では文章で伝えること、社会的な話題では聞いたり読んだりしたことを基に伝えることが示されています。いずれも多くの支援を活用する段階の目標です。
目標をどう読むか
書き始める前に伝えたい内容を整理し、短い英文にしてから読み直すやり方は、家庭で試せる提案です。
目標文は「この学年なら必ず一人でできる」という診断表ではなく、科目で育成を目指す力を示すものです。本人の学習状況や授業での課題と照らして読みましょう。
家庭で試せる練習
身近な話題を一つ決め、「伝えたいこと」「理由や具体例」「最後に伝えること」を日本語のメモで整理します。その後、知っている基本的な語句や文で英文を書き、メモの各点が文章に入っているかを確認します。必要に応じて語句例や辞書を使います。
保護者が正解を先に教えるより、本人が何を伝えたいか、どの情報を手掛かりにしたかを尋ねるところから始められます。これは家庭での関わり方の提案で、学習指導要領が定める保護者の役割ではありません。
振り返りのポイント
文法の細かな誤りだけで終わらず、読み手に内容が伝わるか、情報の順番が分かりやすいかを見ます。修正箇所を一度に増やさず、内容、順序、語句のどれを直すか決める方法もあります。
できなかった箇所を一度に全部直す必要はありません。次に試すことを一つ選び、同じ種類の課題でもう一度確かめると、練習の前後を比べやすくなります。家庭での進め方の提案です。
要点
- 英語コミュニケーションⅠの書くことには、日常的な話題と社会的な話題についての目標が示されています。
- 日常的な話題では文章で伝えること、社会的な話題では聞いたり読んだりしたことを基に伝えることが示されています。いずれも多くの支援を活用する段階の目標です。
- 身近な話題を一つ決め、「伝えたいこと」「理由や具体例」「最後に伝えること」を日本語のメモで整理します。その後、知っている基本的な語句や文で英文を書き、メモの各点が文章に入っているかを確認します。必要に応じて語句例や辞書を使います。
- 事実としての目標と、家庭で試す練習案を分けて考えます。
よくある質問
最初から複数段落で書く必要がありますか?
この科目の目標は、日常的な話題について「文章を書いて伝える」と示しています。家庭では短い文章から始める方法を提案しています。
先に日本語で考えてもよいですか?
ここでのメモは、書く内容を整理するための家庭向け提案です。最終的には基本的な語句や文を用いて英語で伝える練習につなげます。
親は英文を直すべきですか?
学習指導要領の目標は家庭の添削方法を定めていません。まず何を伝えたい文章かを聞き、本人が見直す点を一つ選べるよう手助けする案があります。