養生訓・三
朝は早く起きて体を動かし、夜は心を静めて早めに休む。養生訓の一日は、太陽のリズムとともにあります。
お子さんと保護者の方へ。いっしょに読んで、確かめましょう。
いまのことば
養生訓の朝のからだ、夜のからだとは?
朝は早起きして軽く体を動かし、夜は食べてすぐ寝ない。
心を穏やかに保つことが、何よりの薬——養生訓の一日。
心を穏やかに保つことが、何よりの薬——養生訓の一日。
リズムという薬
益軒は、朝の空気の中で体をのばし、歩き、「導引」と呼ばれる軽い体操をすすめます。食後はすぐ座り込まず、少し歩く。夜は食後すぐに寝ない。——現代の健康指導と、ほとんど同じことを言っています。
そして全編を貫くのが、心の養生です。怒りを抑え、心配ごとを減らし、心を平らかに保つ。「心は身の主」——体の健康は心から、という順番を、益軒は何度も強調します。
考えてみよう
- 問一朝、体を動かしてから始めた日と、そうでない日。違いを感じますか。
- 問二「心は身の主」——心配ごとが体に出た経験はありますか。
- 問三自分の「養生訓」を三か条だけ作るなら、何と書きますか。
答えはひとつではありません。体を動かしてから考えると、また違って見えてきます。
豆知識——『養生訓』は現代語訳が何種類も出ていて、今も読み継がれるロングセラーです。300年前の健康書が現役——それ自体が、内容の確かさの証明かもしれません。
原文について
この記事が扱っている『養生訓』は、貝原益軒が1713年(正徳3年)に著した健康法の書。
原本(江戸期などの版本)は、国立公文書館 デジタルアーカイブ『養生訓』で画像を見られます。
このページの現代語訳・解説・設問は、株式会社士心が作成したものです。特定の校訂本にもとづくものではありません。 表記や区切り方は、読みやすさのために整えています。原文にあたるときは、上の所蔵先でお確かめください。
この記事が扱っている『養生訓』は、貝原益軒が1713年(正徳3年)に著した健康法の書。
原本(江戸期などの版本)は、国立公文書館 デジタルアーカイブ『養生訓』で画像を見られます。
このページの現代語訳・解説・設問は、株式会社士心が作成したものです。特定の校訂本にもとづくものではありません。 表記や区切り方は、読みやすさのために整えています。原文にあたるときは、上の所蔵先でお確かめください。
