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論語ろんご

論 語 ・ 素 読 十 句  そ の 三

「あとひとかごで山ができる、というところでめたなら、めたのは自分じぶんだ」——二千五百年前のことばが、今日きょう宿題しゅくだいはなしをしています。さらに十句、こえに出して。

いまのことば

めぐり目の十句。まなかたかた、そして
つづけることと、原因げんいんだれもとめるかについて。

十句——声に出して(その三)

水源の一冊 その三

今回こんかいしんは「一簣いっき」です。つちはこたけのかご。山をきず作業さぎょうで、あとひとかごれば完成かんせいというところでめる。孔子こうしは、それを「むはむなり」——めたのは自分じぶんだ、と言いります。おなしょう後半こうはんでは、平地へいちひとかごつちけただけでも「すすむはくなり」——すすんだのも自分じぶんだ、とつづきます。めるのもすすむのも、自分じぶんひとかご。

下問かもんじず」も急所きゅうしょです。年下とししたの人、立場たちばしたの人にくのは、大人おとなになるほどむずかしくなります。孔子こうしは、それができる人を「ぶん」——がくの人とぶにあたいする、とひょうしました。そのいちの「三人けばかならり」とおなかわみずです。

そして「三十にしてつ」。その最後さいごいた「われゆう五にしてがくこころざす」の、そのつづきです。十五でこころざし、三十でち、四十でまどわず、五十で天命てんめいを知り、六十でみみしたがい、七十でこころのままにふるまってもみちはずれなかった。一生いっしょうを六ぎょういた自己紹介じこしょうかいです。あなたの年表ねんぴょうは、いまどのあたりでしょう。

考えてみよう

答えはひとつではありません。おうちの人と話しながら考えるのも、よい学び方です。

豆知識——この十句は、公開こうかいされている論語ろんご國譯漢文大成こくやくかんぶんたいせい)の原文げんぶんくだぶん一句いっくずつらしわせ、しょう番号ばんごうまでたしかめてえらびました。論語ろんご全部ぜんぶ二十にじゅうぺん五百ごひゃくしょうちかく。ここにならべた三十句は、その入口いりぐちです。
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