CCN 寺子屋
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論語ろんご

論 語 ・ 素 読 十 句  そ の 二

「知らないことを、知らないと言える」——二千五百年前の言葉が、テストの答案よりも大事なことを教えてくれます。さらに十句、声に出して。

いまのことば

続けて十句。やりすぎの戒め、知ることの定義、
そして苦しいときにこそ現れる人の真価について。

十句——声に出して(その二)

水源の一冊 その二

今回の十句の芯は「歳寒松柏(さいかんしょうはく)」です。暖かい季節には、どの木も緑で区別がつかない。寒さが来てはじめて、枯れない木が分かる。実語教じつごきょうの「玉磨かざれば」、童子教どうじきょうの「疾風に勁草を知る」的世界、養生訓ようじょうくんの冬——寺子屋の本たちが、この一句に合流します。

「知らざるを知らずと為す」も、学びの急所です。分からない問題を「分からない」と言えた瞬間から、学びは始まる。分かったふりは、隣の財を数える(実語教じつごきょう十五句)のと同じです。

最後の一句、孔子こうしは十五歳で学問を志しました。この文は「三十にして立つ、四十にして惑わず……」と、七十歳まで続く人生の自己紹介です。続きは、いつかあなた自身の年表と重ねて。

考えてみよう

答えはひとつではありません。おうちの人と話しながら考えるのも、よい学び方です。

豆知識——「性相近し、習い相遠し」は、実語教じつごきょう「生まれながらにして貴き者無し」の直接の水源です。千年かけて、論語ろんご実語教じつごきょう→学問のすゝめ→この画面へ。言葉のバトンリレーの中に、あなたがいます。
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