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論語ろんご

論 語 ・ 素 読 十 句

実語教じつごきょうも、童子教どうじきょうも、学問のすゝめも——寺子屋の本の水源をたどると、二千五百年前の一冊の言行録に行き着きます。まずは十句、声に出して。

いまのことば

論語ろんご』は孔子こうしと弟子たちの言葉の記録。
寺子屋の学びの水源から、選りすぐりの十句を素読そどくする。

十句——声に出して

水源の一冊

ここまで読んできた本の、あちこちに『論語ろんご』は流れていました。実語教じつごきょうの「君子」、童子教どうじきょうの「愚者は遠慮なし」、学問のすゝめ三十番の「己達せんと欲して人を達す」、そして温故知新おんこちしん十句を声に出して読むと、あの本この本で出会った言葉の「原液」に触れられます。

おすすめの読み方は、寺子屋と同じ素読そどく。意味は後回しで、まず声に出して、リズムごと覚える。「まなびてときにこれをならう——」。口が覚えた言葉は、必要な日に、意味を連れて戻ってきます。

十句のうち、今日のあなたに効く一句が、きっとあります。それを今週の言葉にしてみてください。

考えてみよう

答えはひとつではありません。おうちの人と話しながら考えるのも、よい学び方です。

豆知識——『論語ろんご』は約500の章句からなる言行録で、日本には応神天皇の時代に伝わったと『古事記』『日本書紀』が記します。寺子屋から現代の教科書まで、日本人が最も長くつきあってきた外国の古典です。
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