🔬 理科・実験
水に塩を少しずつ入れて、卵が浮き始める塩の量を調べる実験です。
卵は真水では沈みやすいですが、塩を入れると水の密度(みつど:同じ体積あたりの重さ)が大きくなり、卵が浮きやすくなります。水がものを押し上げる力を浮力(ふりょく)といいます。海で体が浮きやすいのも、海水に塩がふくまれていて真水より密度が大きいからです。この実験では、塩の量と浮き方の関係を数字で調べられます。
必要なもの
| 材料 | 分量 | 代替案 |
|---|---|---|
| 生卵 | 1個 | ゆで卵1個 |
| 水 | 500mL | 水道水500mL |
| 食塩 | 80g | 食卓塩80g |
| 透明な大きいコップ | 1個 | 500mL以上のびん1個 |
| 計量カップ | 1個 | 500mLペットボトル1本 |
| キッチンスケール | 1台 | 小さじ1杯約6gとして計量 |
| スプーン | 1本 | 割り箸1膳 |
| タオル | 1枚 | キッチンペーパー5枚 |
| 記録用紙 | A4用紙2枚 | ノート2ページ |
手順
真水で卵を入れる
何をする:塩を入れない水で卵がどうなるか見ます。
どうやる:透明なコップに水500mLを入れ、卵をそっと入れます。
なぜ:最初の状態を調べることで、塩を入れた後の変化と比べられます。
結果を記録する
何をする:卵が沈むか浮くかを書きます。
どうやる:底についたら「沈む」、途中で止まったら「途中」、水面に出たら「浮く」と書きます。
なぜ:浮き方を段階で記録すると、少しずつ変化する様子が分かります。
卵を一度取り出す
何をする:塩を混ぜる前に卵を取り出します。
どうやる:スプーンで卵をそっとすくい、タオルの上に置きます。
なぜ:卵を入れたまま強く混ぜると、卵が割れることがあります。
塩を5g入れて混ぜる
何をする:塩水を作ります。
どうやる:食塩5gを水に入れ、完全に見えなくなるまでスプーンで混ぜます。
なぜ:塩が水にとけると、水の密度が少し大きくなります。
卵を戻して浮き方を見る
何をする:塩5gの水で卵がどうなるか調べます。
どうやる:卵をそっと入れ、10秒待ってから浮き方を記録します。
なぜ:入れた直後は水が動くため、少し待つと正しく見られます。
塩を5gずつ増やす
何をする:卵が浮くまで塩を増やします。
どうやる:卵を取り出す、塩5gを追加する、混ぜる、卵を戻す、記録する、をくり返します。
なぜ:どれくらいの塩で浮き始めるかを数字で調べるためです。
浮き始めた塩の量を記録する
何をする:卵が水面に近づいたり浮いたりした量を見つけます。
どうやる:合計の塩の量を記録します。例: 35gで途中、40gで浮く。
なぜ:塩の量と浮力の関係をまとめられます。
塩の量と浮き方をグラフにする
何をする:結果を見やすくします。
どうやる:横に塩の量、縦に浮き方の段階を書き、グラフにします。
なぜ:塩が増えるほど浮きやすくなる様子が分かります。
観察ポイント・記録の取り方
| 塩の合計量 | 卵の位置 | 気づいたこと |
| 0g | ||
| 5g | ||
| 10g | ||
| 15g | ||
| 20g | ||
| 25g | ||
| 30g | ||
| 35g | ||
| 40g | ||
| 45g |
つまずきやすいポイント
⚠️ 卵が割れる
なぜ:高いところから落とすと、コップの底にぶつかります。
対処:スプーンでそっと入れます。
⚠️ 塩がとけ残る
なぜ:とけていない塩は水の密度を十分に変えません。
対処:塩が見えなくなるまで混ぜます。
⚠️ 塩の量を忘れる
なぜ:何回入れたか分からなくなると結果が使えません。
対処:5g入れるたびに、すぐ表に書きます。
発展アイデア
安全上の注意
まとめ方(発表・レポート)
卵が浮き始めた写真を入れると、結果が伝わりやすいです。
塩の量と卵の位置を表にして、最後に「海で体が浮きやすい理由」とつなげます。
タイトル例:
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