🔬 理科・実験
黒ずんだ10円玉をいろいろな液体につけ、どれが一番きれいになるか調べます。
10円玉は銅でできています。長い時間空気にふれると、表面に酸化銅(さんかどう:銅が酸素と結びついたもの)ができ、黒っぽく見えます。酢やレモン汁のような酸性の液体は、このよごれを落としやすいことがあります。また、塩を加えると反応が進みやすくなる場合もあります。身近な調味料で金属の表面変化を調べることで、化学反応(かがくはんのう:物質が別の状態に変わること)を学べます。
必要なもの
| 材料 | 分量 | 代替案 |
|---|---|---|
| 黒ずんだ10円玉 | 6枚 | 同じくらい汚れた銅貨 |
| 酢 | 30mL | レモン汁30mL |
| レモン汁 | 30mL | 酢30mL |
| しょうゆ | 30mL | ソース30mL |
| 水 | 30mL | 水道水30mL |
| 食塩水 | 食塩3g+水30mL | 塩を入れた酢 |
| ケチャップ | 30g | トマトソース30g |
| 透明カップ | 6個 | 小皿6枚 |
| ピンセット | 1本 | 割り箸1膳 |
| キッチンペーパー | 6枚 | ティッシュ12枚 |
| ストップウォッチ | 1台 | スマホのタイマー |
| 記録用紙 | A4用紙2枚 | ノート2ページ |
手順
10円玉の汚れをそろえる
何をする:できるだけ同じくらい黒ずんだ10円玉を選びます。
どうやる:6枚を白い紙の上に置き、色が近いものを選びます。
なぜ:最初の汚れが違いすぎると、液体の効果を正しく比べられません。
カップに液体を入れる
何をする:6種類の液体を分けて入れます。
どうやる:各カップに酢、レモン汁、しょうゆ、水、食塩水、ケチャップを30mLまたは30gずつ入れます。
なぜ:同じ量にすると、結果を比べやすくなります。
10円玉を入れる
何をする:各カップに10円玉を1枚ずつ入れます。
どうやる:10円玉全体が液体にひたるように入れます。
なぜ:ひたっていない部分があると、きれいになる場所に差が出ます。
10分待つ
何をする:10円玉を液体につけておきます。
どうやる:タイマーを10分にセットし、動かさずに待ちます。
なぜ:すべて同じ時間にすることで、液体の違いを比べられます。
取り出して水で洗う
何をする:10円玉を取り出し、液体を落とします。
どうやる:ピンセットか割り箸で取り出し、水で軽く洗ってキッチンペーパーでふきます。
なぜ:液体が残ると、あとから色が変わることがあります。
きれいになり方を比べる
何をする:10円玉の色を見比べます。
どうやる:白い紙の上に並べ、明るさを「◎・○・△・×」で記録します。
なぜ:同じ背景で見ると、色の違いが分かりやすくなります。
写真を撮る
何をする:実験前と実験後を写真で残します。
どうやる:10円玉を同じ順番に並べ、上から撮ります。
なぜ:写真があると、レポートを見る人にも違いが伝わります。
理由を考える
何をする:どの液体がよく落ちたか、理由をまとめます。
どうやる:酸味のある液体、塩分のある液体などの共通点を書きます。
なぜ:結果から共通点を探すと、化学反応の考察になります。
観察ポイント・記録の取り方
| 液体 | 量 | 実験前の色 | 実験後の色 | きれい度 | 気づいたこと |
| 酢 | 30mL | ||||
| レモン汁 | 30mL | ||||
| しょうゆ | 30mL | ||||
| 水 | 30mL | ||||
| 食塩水 | 30mL | ||||
| ケチャップ | 30g |
つまずきやすいポイント
⚠️ 10円玉の汚れが違いすぎる
なぜ:最初からきれいな10円玉は変化が分かりにくいです。
対処:できるだけ同じくらい黒ずんだものを選びます。
⚠️ つける時間がばらばら
なぜ:長くつけたものほどきれいになりやすいからです。
対処:全部同時に入れて、10分後に同じ順番で取り出します。
⚠️ 強くこすってしまう
なぜ:液体の力ではなく、こすった力で汚れが落ちてしまいます。
対処:洗うときは軽く水で流すだけにします。
発展アイデア
安全上の注意
まとめ方(発表・レポート)
実験前後の写真を並べると、変化が分かりやすいです。
「酸性の液体」「塩分がある液体」など、きれいになった液体の共通点をまとめます。
タイトル例:
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